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富山の全国ランキング上位のこと?

・・・富山のいいとこ・ざんねんなとこ・・・

こんな記事を以前に書きました。

富山って、どんなイメージでしょうか?
というか、富山のイメージってありますか?

よく聞くのが「住みやすい県」「暮らしやすい県」的なランキングの上位、というものです。ですが、ちょっと調べても近年では「住みやすい県」というのでは出てこなんですよね~。

ということで、ちょっと富山のランキング上位のところをピックアップしました。

富山のいいランキング上位

富山県のいろいろランキング上位をちょっとご紹介します。
● 全国住みつづけたい街ランキング2020
● 昆布の消費量日本一
● 持ち家率2020 2位
● 持ち家住宅の面積ランキング 1位
● 自家用車の保有台数1世帯当たり 全国2位

昆布の消費量が、誇れる1位であるかはわかりませんが(笑)
とりあえず、1位なので。


ネガティブなランキングとしては
● 運動不足に悩む人が多い都道府県ランキング2020 2位
● 浴槽での溺死率2016 1位
● 人口当たりのコロナ死亡者数ランキング2020 3位
● 年間降雨日数2010 2位

なんてものもあります。

私が一番気になるランキングは

47都道府県のうち、一番市町村が少ないランキング2020 1位

一番上の画像、見ていただければわかると思うのですが、富山市、やけに大きくないですか?
所謂「平成の大合併」というのがありまして、その際に、富山市は巨大富山市となったんです。
海のすぐ近くも富山市なら、室堂・雪の大谷も富山市です。
富山で一番の繁華街夜の街があるのも富山市なら、シカや熊や猿やイタチやハクビシンまでもが生で見れるところも人が住んでる富山市です。
1000人以上いるマンモス中学校もあれば、全校生徒20人に満たない中学もあります。
同じ市…なのに、だだっぴろいせいでものすご~く差があるんです。
当然のことながら、行政サービスも違いがあるし、違いがあってしまうわけなんですが、違いがあってはいけないところにもあってしまうし、逆に違いがあるべきであるところが平等だったりするんです。
あまりにも広すぎる市なので、当然といえば当然なんですよね。

巨大化させてしまったひずみは、様々なところに来ています。

2021年1月、富山はひどい大雪になりました。
災害と言っていいレベルに雪が降りました。
雪の量として、確かに近年では降らなかった量の雪が降ったことは間違いありません。
が人災的な面もありました。
だだっ広い富山市なのに、除雪車を出すかどうかの指示を出す判断基準を富山市の一部エリアだけ見て行っていたとか。
海のほうではほぼ降らなくても、少し高いところに行けば平気で30cmとか降る、そんな富山市なのに、すべてに一律で対応しようとしたところが、雪害がひどくなった理由ともいわれています。
「公共施設の管理コストが増えた」と富山市はアンケートに答えています。
平等に管理するあまり、そんなに必要のないところに手厚いケアがなされたり、逆に足りないところが出たり。
保育園の月額は高いところに合わせたので、私の住まいのエリアの保育園は値上げされました。

私の会社は転勤族の会社で、いろいろな地方にすんだことがある人が結構います。
彼らは、「富山市は交通網が発達していない県庁所在地1位に近いんじゃないか」とも言っていました。自家用車の保有台数1世帯当たり全国2位というのは、誇れることではなくて、交通が発達していないことの現れです。
オーバーではなく、もともとの富山市でかつ中心部に近くなければ、車がなければ生きていけません。

私が富山を離れたくなった理由のもしかしたら1番の理由が、この交通網の貧弱さ、であるかもしれません。




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