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学校DXのための準備

DX進めたいなあ・・・とか重うけど、進めるための準備が多すぎて、結構心折れますよね・・・・


自己紹介

こんにちは。ちゃま先生です。
11年間、公立の学校で働いていました。
2024年の3月に退職し、現在はOLをやっています。
先生やっていた頃は、政治・経済を教えたり、水泳部の顧問をしたりしていました。

このnoteでは、日々の愚痴も含めてちゃま先生が日々感じでいたことをつらつらと投稿しています。過去の記事もありますが、そのままにしてあります。
現在は、ホームページ(https://chama-dx.com/)にて、先生たちの業務削減のためのナレッジや、公民科に関する情報を発信中。
少しでも皆さんの負担が軽くなり、先生たちと子どもたちの笑顔いっぱいの教育界になりますように。


まずは環境整備

DXを進めるために、まずは環境整備が急務です。
ネットワーク環境がとにかく脆弱。Wi-ifの設置も改善は見られるものの、まだまだという印象です。
あとはPCのスペック問題もあるかもしれません。
私の自治体では、ちょっとでも重たいファイルを扱うとすぐにフリーズします。
ExcelをVBAでマクロ組んだりすると処理が遅くて待機時間が発生したり。
またセキュリティ対策の精査も必要です。
もちろん個人情報などがあるけれど、セキュリティかけすぎて結局使いづらくなっていれば勿体無い。
本当に必要な機能を備えた動作環境を構築する必要があります。

人材の確保

環境が揃っても使いこなす人がいなければ、宝の持ち腐れです。
うまく動作しない時に対応する人材も必要です。
またどうしても移行期にはそういう人材に負担が偏るのでしょう。
プラットフォームを整備する人材、トラブルが起きた時に対応する人材、みんなが使うために研修なども必要ですね。そういう指導する立場の人材も求められるでしょう。


時間の確保

さて、ここが1番大事です。
新しいものを導入するときの壁としてよく挙げられるのが、
①理解 ②人材 ③コスト
の3つです。
コストには時間的コストと金銭的コストの2側面があります。
学校は明らかに、「時間的コスト」を割いていません。
(人材不足という面で見たら金銭的コストもか・・・)

新しいソフトです。新しいサービスです。
ということであれば、それを使いこなすための研修の時間が必要ですよね。
私の勤務する自治体ではMicrosoft Teamsが導入されています。
すっごく便利!!!
で、私は随分と時短を実現できました。
ですが、残念ながら多くの先生はそうではありません。
(ちなみにTeamsをMacPCで使用するとスーパー使いづらい問題どうにかならないのかな。笑)

どうなるかというと、「よくわからないから使わない」「使いはじめようとすると余計に時間がかかる」という状況が発生。
大体、「私は使わない」と不慣れな先生は宣言され、ログインすらしません。
でもそもうち“使わざるを得ない状況”がやってきて、使いはじめようとするのです。
でも、そうなると「ログインできない事件」が発生し、余計時間がかるし対応する先生も時間をとられる。

で、ここから使い始めればいいんですけど、用事がすんだらまた使いません。
だってそもそも、「なにができるのか」がよく分からないからです。

仕方のない状況だったのは理解しています。
コロナの大変な状況のなか、急ピッチで導入されたからです。
でもね、アカウントだけ配布されて「はい使って!」という印象。
私は元々そういうの興味あるし、得意だから使い倒してますけど、苦手な人は困ったよね、たぶん。
そういう先生たち向けにマニュアル作成したりしていますけど・・・
なんだかなあ。


とにかく頑張って進めなきゃいけないんだけど、進むのかなあ。

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