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TRANS・YZEO まめ知識 その6 ゴール後の時間はいそがしい

ゴールしてからは、とても忙しいです。やることたくさんあります。どんどんこなしていかないと、睡眠時間が減っていきます。トランス・エゾのスタートは時間は、遅い日で朝5時です。11時に寝て、1時間前に起きるとして、睡眠時間は5時間です。寝不足だと、どんどん疲れが溜まっていきます。走りながらふらふらしてしまいます。少しでも長く睡眠時間を取るため、やることを考えて、段取りしておくことが大切です。

ゴール後の時間は忙しいです

1.走っている間に、洗濯を考える

まずは洗濯のことを考えます。洗濯は1人では行いません。数人で一緒に洗濯します。洗濯ネットに入れて、3~4人で一緒に洗濯するのです。数人で一緒に洗濯しないと、洗濯機がなかなか使えず、時間がとても長くかかってしまいます。このメンバーを募ります。ゴールが近くなって、走っているランナーがいたら、一緒に洗濯する段取りをします。

トライアルのレースに参加していないと、このあたりの段取りが分かりません。洗濯機が空いているからと言って、1人分だけが洗濯されることが、1年に1回はあります。とても困ります。はっきり言って迷惑です。そうではなくて、声を掛け合ってみんなで洗濯するのです。何度か書いていますが、トランス・エゾはみんなで協力してゴールに向かうのです。そうしなくては、完走できるレースではありません。また、みんなで洗濯を協力した方が、早く洗濯が終わるのです。

2. ゴールする前に、買い物

ゴールする前に、夕ご飯・次の日の朝食を買います。ゴール近くのコンビニです。ゴールに近いコンビニは、前日のミューティングで教えてくれます。だいたい徒歩10分程度の場所にあります。しかし美深温泉ではコンビニから遠くて、10キロあります。コンビニの場所を考えて、何を買うか、どうやってゴールまで持って行くか等を決めます。時間の余裕があるなら、コンビニで夕食を買って、その場で夕食を食べてしまうのも良いと思います。

宿で夕ご飯が出るのは、toえりも・toそうやとも1回しかありません。あと5回は自分で買うか、近くで食事します。朝食は以前は出る宿があったのですが、今はでる宿はありません。自分で用意する必要があります。また、体をケアするアイシング用の氷を買う必要もあります。

私が買う物は

  • 朝食用 サンドイッチ おにぎり カップ麺(ほとんど買わない)

  • 飲み物 牛乳 水 スポーツドリンク 豆乳 野菜ジュース

  • 氷 1キロの袋

  • 夕食 お弁当 サラダ

  • 補給食 エネルギーバー等

3.みんなで洗濯

美深温泉のランドリー

打ち合わせしていた数人で一緒に洗濯します。1人1人が洗濯ネットに入れて、3~4人で行います。少ない人数の時は、周りの人に呼びかけます。洗剤は呼びかけ人が用意してくれています。

その後、乾燥機で乾燥させます。最近、私はその乾燥をしないときがあります。乾燥機にかけない人は、私以外にも数人います。乾燥させると,30分多く時間がかかります。乾燥しなければ、その分の時間を使えます。Tシャツ、短パンは乾燥せずにそのまま干しても次の日だいたい乾いています。湿っているとしたら靴下です。靴下は湿っていたら洗濯ばさみでザックに止めて干すようにして、走りながら乾かします。

洗濯機に洗濯物を放り込んだらお風呂です。

4.お風呂でアイシング

温泉施設に泊まることが半分あります。北海道にはスーパー銭湯に宿泊施設が併設している場所がたくさんあります。そこが宿になっている日が数日あります。例えばtoそうやなら、1泊目・5泊目・6泊目はそうです。ここでは大きな湯船で、ゆっくり体を伸ばすことが出来ます。体の疲れもとれます。また、そこには水風呂があるので、水風呂を使って足全体のアイシングを必ず行います。

その他の場所では、体をさっと洗うだけです。シャワーだけの宿もあります。時間をかけません。15分以内です。お風呂の時間の大事なことは,お風呂に入っている間に洗濯をすることです。

5. 夕食

夕食を、近くのコンビニで買ってからゴールしなければならないところが多いです。宿に食堂があったり、近くの食堂で食べられるときもあります。
これもtoそうや(2021年)なら
1泊目 食堂(お弁当)
2泊目 コンビニ
3泊目 スーパーマーケット コンビニ
4泊目 スーパーマーケット コンビニ
5泊目 食堂(ただし8時まで。早く走れないと無理。)10キロ手前のコンビニ。
6泊目 夕食付の宿 
となります。外に出て食事をすると時間がかかりますし、次の日の朝食を買うためにコンビニに必ず寄るので、夕食を全てコンビニで済ませる人も多いです。

6. 体のケア

はじめはアイシングです。足首・足の裏をアイシングしておかないと、次の日は像足になっていて靴が履けなくなります。ウルトラマラソンを走った人は、次の日の足の状態は分かると思います。そんな毎日を1週間続けるので、像足になる確率はかなり高いです。それを防ぐために、足首・足の裏をアイシングをします。他にアイシングする場所は、膝・脹ら脛です。水風呂がある場所では、水風呂でアイシングしても良いです。

もう一つは肉刺の手入れです。肉刺ができて水が溜まっていたらm針で刺して、水を抜きます。そしてテープで上から押さえておきます。肉刺の皮をとってしまう方が早く治る場合がありますが、次の日痛くて走れなくなります。また、水が溜まったまま抜かないと、肉刺は水が溜まりどんどん大きく広がっていきます。そうなっても走ることが出来なくなります。ですから、溜まった水を抜いて、テープで押さえておきます。

これらのことを3時間以内には、全て行いたいです。いやできれば2時間でやりたいです。そして少しでも睡眠時間を取って、体を休ませたいです。

ゴール後には、もう一つとても大切なミューティングがあります。ミーティングに関しては『コースとチェックポイント』の記事で詳しく書いています。

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