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TRANS・YZEO まめ知識 その5 スタート前の時間 

1日の流れを前回書きました。TRANS・YZEOは走っている時間は、いわゆるランの大会なのです。しかし、走っている時間以外の過ごし方が、かなり重要になるのです。この走っていない時間をスムーズに過ごせるかどうかで,疲れが違ってきます。また、TRANS・YZEOに参加するためにはトライアルに参加することが条件になっています。それは、この走っていない時間の過ごし方、集団生活を体験することが必須だからです。

スタート前の時間


最終日のスタート前

1.朝食

私は朝の時間で一番悩んでいたのは、朝食です。何を食べるか、それをいつ調達するか。その日によって条件が変わるので、毎日対応しなければなりません。

朝は時間がありません。私の場合,朝の時間は1時間です。その中で朝食をとります。朝食は自分で用意します。用意すると言っても、作るわけではありません。前日ゴール前に、コンビニ等で買っておきます。

参加者はどんな朝食を食べているか?私が見た範囲です。

  • カップ麺

  • 味噌汁とおにぎり

  • 菓子パン

  • サンドイッチ

  • エネルギーバー

買ってきて食べるとなると、こんな感じになってしまいますね。一番多い(男性)のは、カップ麺の気がしています。「明日は何にしようかなあ?」という感じで、カップ麺を選んで買っているランナーがいます。温かいもの、汁物を朝食べるのは,体も心も落ち着くようです。私は一度挑戦したのですが、私には合いませんでした。もともと私はカップ麺は殆ど食べないので、合うわけもないです。

  • 何度も参加して、いろいろ試しているうちに、私はサンドイッチを2つを用意する。スタートまでに一つ食べる。もう一つはザックに入れて,1時間位したら食べる。

  • 野菜ジューズ・豆乳を飲む

という方法に落ち着きました。1時間位したら食べるのものは,エネルギーバーのときもあります。サンドイッチは、分けて食べることができるので,スタートして走ったり、歩いたりしているときも食べやすいです。

2.出発準備

持ち物はザックの中に入れるだけです。重いものは上に入れるとか登山の時は考えますが、TRANS・YZEOでは荷物が少ないので,荷物の配置はあまり考えなくても大丈夫です。用意しなくてはいけないのは、水分です。最初の自販機までに、どれくらい必要か考えてもつ本数を決めます。多くの日は、500mlのペットボトル1本か2本です。

体への準備もあります。私は肉刺ができないように、プロテクトJ1を足・お尻・脇の下に塗ってから、着替えをします。さらに膝の痛みが出ないように、膝にサポーターをするか、テーピングをします。テーピングテープは、前日夜に切って準備しておきます。

肉刺の防止に、足の裏にテーピングしている人もいます。長い距離を走るので足に肉刺ができてしまう人が多いです。その肉刺のケアもスタート前にします。最後まで肉刺ができていないきれいな足でいることはとても難しいです。この体のケアが、荷物を準備することより多くの時間がかかります。

3.準備運動

ランナー全員が揃って準備運動したり、ストレッチするようなことはありません。各自で行います。

私は以前は、さらっとストレッチしてすぐスタートしていました。ここ数年はしっかりと時間をとって準備運動するようにしています。といっても10分以内です。準備運動をしておくことは、毎日続けて走るためには、怪我防止のためにとても大事なことと思っています。同じ様にゴールしてからの整理運動も大切です。

4.ゲートに集合

スタート場所のゲートに集まります。6時にスタートだったら、5分前には集まります。そしてスタートリストの自分の名前の横に、サインをします。サインをすることで、今日はスタートしますと意思表示します。

連日80キロ以上走っているので、どんどん疲れています。4日目当たりから、寝坊してこのスタートに間に合わない人が出てきます。私も一度スタート前30分でも、まだ寝ている時がありました。2人部屋で二人とも寝ていました。とにかく荷物を詰めてスタートに行って、それから食事をとったりしました。

今年はコロナ問題があったので、サインをするときに朝の体温も記入しました。

そしてスタート前の記念撮影をします。
その後スタートです。15時間のランが始まります。

朝はこのように流れていきます。早く起きれば良いのですが、私はその分は寝ていたいので、朝の準備時間は1時間としています。睡眠時間を取るか、準備時間を取るかなのです。


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