バイリンガル教育〜見えないヤ行コンプリートさせよ。
「突然ですが、一年を英語で言ってみてください?では、英語で、耳は?」
息子の学校にオーストラリアからの転校生がきたんですが、その子が息子に上の質問をしてきたんですって。息子は、意味はわからなかったけど、"A Year " "Ear "と答えたそうですが、そしたら彼は、えらくびっくりしたそう。
何故そんな質問するか尋ねるその子の前の学校に日本人の子がいたんだけど、One yearって発音できなくて、One earになっちゃう。そして「一つ耳の男」とクラスの一部にいじめられていたそう。日本人は、みんなYearっていえないと思ったそう。息子は、さらりと私に語ってきたのですが、私にとって色んな意味でびっくりした事件でした。
イジメ絶対ダメは、勿論なんですが、いじめるほどYear,earの違いってそんなに大きいのかぁ!?やっぱり気になるのか?!
Earの"i"は、日本語の「い」に近いですが、Yearの"j"は、「Y+i」なんです。
「Y+i」の音なんですって言われてあー「Y+i」のほうねってならないですよね。
じゃー、どんな音なのか。まず"j"は、ヤ行なんです。ア行では、ない。ア行って究極舌を全くうごかさなくてもいえちゃますよね。じゃ、ヤ行は、舌がどこにあるか?「や」って発音してみてください。はい。舌 浮かしてませんか?浮いてますよね。舌が下についていたら「あ」になってますからね。その舌の位置で「い」って言ってみてください。それが、「Y+i」の音です。
まとめると Yearの発音は、ヤ行の舌の位置でイを発音です。イではないです。
でも、あまり怯えないでください。方言/訛りってアイデンティティの塊で、素敵ですよね。人間くさくて、温かみがあって。
ちなみに、オーストラリアのイジメられていた日本人の男の子は、後日談ですがじつは、空手がめちゃめちゃ強かったみたいで、その後空手を披露して、イジメっ子達と仲良くなったそうです。
ちゃん、ちゃん。