資本主義は崩壊するのか?そして、その後は?
みなさま、こんにちは🌞
今日は、資本主義がそろそろ限界で、
崩壊に向かいそうだ、では、その後
どうなっていくのか?という話です。
「どうなっていくのか?」の部分は、
推測や理想論を含むので、必ずこう
なる、というよりかは、こうなった
方が良いんじゃないか、的なお話です。
まず、そもそも資本主義(※)とは?
ですが、(ご存知の方々は飛ばしてください)
(※)
---
資本主義は、経済システムの一つであり、
財やサービスの生産、流通、取引が主に
「私的な所有権」と「自由市場」を基盤として
行われるシステムです。このシステム
では、個人や企業が利潤を追求し、競争
を通じて効率的に資源を配分することを
目指します。
主な特徴
- 私有財産:
個人や企業が財産や生産手段を
所有し、それを自由に使用・取引できる。
- 自由市場:
価格や供給が需要と供給のバラン
スによって決定される。
- 競争:
企業や個人が市場で競争し、より
良い商品やサービスを提供することで利潤
を得る。
- 利潤追求:
個人や企業が利潤を最大化する
ことを目指して活動する。
メリット
- 経済成長: 効率的な資源配分と技術革新に
より、経済が成長する。
- 消費者の選択肢: 多様な商品やサービスが
提供され、消費者の選択肢が広がる。
デメリット
- 経済的不平等: 富の分配が偏り、貧富の
格差が拡大することがある。
- 環境問題: 利潤追求が環境への配慮を欠く
ことがある。
---
資本主義は、極端に言えば、
金を稼ぐ能力のある人がどんどん幸せに
なって、金を稼ぐ能力のない人がどんどん
不幸になっていくシステムです。
頭の良い人たちが効率的にお金を稼ぐ装置
をどんどん作っているので、例えば、
多少賢い人が一からGoogleと闘っても
絶対勝てない状況になってしまっている
のです。
国としても、選挙や政治にはお金がかかり
ますから、政治家にとっては、お金がすごく
大事です。
資本主義では、お金持ちの人がずっと
どんどんお金を集め続け、お金持ちに
なるので、お金持ちが政治家を選ぶという
構造になって、お金持ちが優遇された政策
(税制優遇など)になります。
資本主義の世界には、
資本家と労働者がいます。
資本家が大きな資本を集めて、労働者の
労働から富を得る構造です。
労働者は、自分の労働分だけしか富を
得られず、普段の生活に足りるだけの
富しか得ることができません。
そのため、いつまでたっても労働者から
抜け出すことができず、
(ラットレースから抜け出すことができず)
生涯一生懸命に働くこと=美徳とされる
世界で生活します。
そして、この資本主義(ラットレース)から
抜け出すためには、自分も資本家になる
他ありません。
銀行からお金を借り入れるか?
投資家から出資してもらって資本を
集め、リスクを取って事業を起こすか?
資本主義から抜け出したいと志す労働者は、
くしくも、資本主義を利用することに
なります。
これにより資本主義はさらに拡大、
拡大すると貧富の差は激しくなり、
資本主義から抜け出そうという人が現れる。
資本主義から抜け出すためには、
資本主義を利用するしかないので、
さらに資本主義は拡大することになる。
従来は、資本主義から抜け出するためには、
資本主義を利用するしかなかったのですが、
最近では、
SNSで有名になればいくらでも稼げる。
クラウドファンディングで事業を応援
してくれる人からお金を集める。
など、
資本主義が合わないから抜け出そうと
いう人が資本主義を利用しなくても
抜け出せるようになってきました。
そういった人たちが増えているので、
資本主義は、徐々に崩壊に向かうのでは
ないかと考えられています。
資本主義が崩壊し終焉を向かえても
私たちは、今後も命を繋いでいく必要が
あります。
今後労働者の多くは仕事を失い、収入が
なくなる可能性があります。そうすると、
資本家や企業が利益を上げることが
できません。
政府は、消費者市場を活性化させる必要
があることに気づき、大企業から新たな
税を徴収し、これを国民に配るように
なるでしょう。
つまり、ベーシックインカムの導入です。
しかし、これだけでは豊かに暮らす事は、
難しいはずです。
この頃になると、ちょっとした時間を
活用したちょっとしたマネタイズが
できるスモールビジネスを活用できる
ようになるはずですので、
ベーシックインカム+ アルファの収入
を得ることができれば、それなりに
生活を繋いでいくことが期待できます。
今後、国が大きな政策を打ち出さず、
お金持ちの資本家が現状のまま、還元
なき利益追求をし続けるならば、
所得格差が拡大し、市場が縮小し、
企業も政府も存続することが難しくなり、
ベーシックインカムの導入は、
現実的なものとなるでしょう。
今のところ、未来のために期待される
解決策は、こんな感じでしょうか。。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?