見出し画像

【日々のこと】銀座が息苦しくなってきた___31歳の休日の過ごし方


久しぶりの一人の休日。


台風が過ぎ去って少し涼しい9月の週末。

この日は、シャネルが行う、
シャネル・ピグマリオン・デイズ 2023
に行ってきた。

シャネルのLINEアカウントの中で
抽選をしているというニュースを見かけ、
何となく応募したら当たった。

“アートや音楽を愉しむ30代にしたい”
と思いながら、ここ最近はなかなか
アクションが乏しかったこともあり
この機会をとても楽しみにしていた。


10:30 起床
ベランダの植物に水をやり、外出の準備をする。


最近、種を蒔いたベビーリーフが小さく芽を出し始めていて朝から愛おしい気持ちになった。 

顔を完成させ、服を選ぶ。
銀座を歩くし、シャネルのコンサートに
行がなくてはならないから...と
少しドレッシーなBEAMSの
ブラックワンピースを選んだ。

靴は、お気に入りのオッフェンのシューズ。

髪型は、ハーフアップ。
髪のボリュームがもっと欲しいと思う今日この頃。

最近、リモートワークばかりだし
全くおしゃれしていなかったからか、
完成系に仕上げた自分を玄関の鏡で見て
「何だかぎこちない」と思った。


12:30 奥沢のお気に入りカフェで一息
家から歩いて15分のところに、
お気に入りのカフェがある



ここの焼き菓子が大好きで、
(ほんとうはお昼ご飯らしいものを食べなきゃいけないのだけど..)
カフェラテとスコーンをこの日は注文した。

ここの小麦のお菓子は、
食べても体調が悪くなったりしない。

どこの小麦を使ってるんだろう..?
優しい味がするのだ。

カフェラテも半年前からサイズアップしていて
とってもありがたい。


私は、一人で出掛ける際1〜2冊本を持って出るのだが、この日も漏れなく本を持参していた。

何度も読み返している大好きなエッセイを
このカフェでこの本をずっと読んでいた。

私にとって読書することは、
お酒好きな人の1人Barや晩酌みたいなものなんだと思う。

読書の時間は自分を取り戻すような感覚になれる。
私にとって、なくてはならない時間だ。



14:45 銀座へ移動
受付の様子なども全く知らされていなかったので、17時開演に遅れないよう早めに銀座に向かった。

東京駅方面に向かう地下鉄は、
いつも少し乗り継ぎ違える。
溜池山王の辺りで、違う路線に乗っていることに気付くというパターンを何度やったことか。

この日も乗り違えた。


16:45 シャネル・ネクサス・ホールに到着

銀座にあるシャネルショップの上層階にある
シャネル・ネクサス・ホールで開催される。

入り口で丁寧にエスコートされ、
ホールに向かった。

17:00 開演

座ってすぐ、コンサートは始まった。

音が美しすぎて心が潤うようだった。
ただ、ピアニストの方の弾く際の動きに私が慣れておらず
「え、こんなに動くの??笑」
「そんな渋い顔するの?」
と、音楽を愉しむとは別次元の自分の心の声がうるさくて、ピアニストを直視すると音に集中できなかった。

そのため、ほぼ目をつむって音を聞いていた。
寝ていると周りに思われてなければ良いな、と思う。

私に、プロの音楽を愉しむという趣味は
まだ早かったのかもしれない。

18:30 銀座〜有楽町
せっかく銀座に来たから、少しお散歩しようと思っていた。

しかし、5分で断念した。

今の銀座は、ほぼ旅行客。
人は多いし、私が気になったのは香害だ。


海外の方の香水や体臭で街を歩くだけで気分が少し悪くなる。

昔は東京の街を歩くだけでワクワクしていたのに。
私が体力がなくなったのか、街の雰囲気が少し変わったのか。 


ここは日本じゃないのか、と思うほど
海外の人で埋めつくされる歩行者天国。

歩いていて、どっと疲れてしまう。

銀座の街の文化的で華やかなイメージが
消えていっている気がした。


JRで帰りたかったので、有楽町駅まで歩くことにした。



飲み歩く人を横目に駅に向かっている中で、
飲み屋さんをたくさん目にした。

「昔こそ、会社の飲み会やらなんやらで
  飲み屋に行くことは多かったけど..
  最近全然行かなくなったな。」と思った。

お酒はそもそも体質に合わないし、
交友関係が広くなってしまうのがしんどい。
そう思って付き合いを減らしてきた。

今の時間の使い方のほうが、好き。

そう思いながら、山手線の改札をくぐり
帰路についた。



fin.🌙




cham_lu

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?