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粘り強さ【もう無理と思ってからのあと一歩】〜水は99℃では沸騰しない〜

花粉センサーが働き、外に出るとどれくらい花粉が飛んでいるかがわかる半澤光希です。


今日は粘り強さのお話。
継続することや粘り強くやり続けることの大切さはたくさんの経営者の方、スポーツ選手、政治家、それ以外の分野の方も言われていますね。

僕も先輩経営者の方々から学んできた中で、いつも言っていただいていたことでもあります。


19世紀の半ば、カリフォルニアはゴールドラッシュで沸いていました。
一攫千金を求めて、掘り当てようとたくさんの人が殺到しました。

とある兄弟も全財産を売り払ってアメリカ西武にやってきて見込みのありそうな土地を買い、金鉱を掘り当てようと目論んでいました。

しかし何日間も掘り続けたにもかかわらず、金鉱は見つかりませんでした。
兄弟はあっさりと諦めて、土地の権利を売り払い、汽車に乗って故郷に帰ってしまいました。

ところが、その土地を買った男が技師を雇って調査をすると兄弟が最初に掘っていた箇所からほんの1メートルほど先に金鉱を発見しました。

兄弟がもう少し粘り強く掘り続けていたならば、兄弟は億万長者になっていたのです。


このような話は世界中にたくさんあります。

以前、大先輩の経営者の方に「なぜ成功したか?」をシンプルに質問させてもらった時の回答が、

「成功するまで続けたから」

でした。


シンプルと言えばシンプルですが、その言葉の背景にはたくさんの出来事やドラマがあると思います。

・なかなかうまくいかない中で継続し続けた経験
・本当に厳しい状況の中で発揮した粘り強さ
・もう無理だと思ったその時に進んだ一歩

うまくいかない人は、「障害にぶち当たった時に簡単にあきらめる人」とも何度も言葉をもらいました。

「本気で辞めたいと思う壁を10回乗り越えたら、大成功しているよ」

という言葉が心に残っています。


成功するかしないかを分けるのは、10メートル先に金鉱があったように、目の前のあと1歩の努力、あと1ステップの前進に詰まっているのかもしれません。

水は99℃では沸騰しませんが、100℃では沸騰します。
その差はたったの1度ですが、見た目には全然結果が違います。

99℃まで努力して辞めてしまったら、本当にもったいないです。
自分は今99℃のはずだと信じて、あと1 ℃進めばいけるはずと思って今日もチャレンジする1日にします。

お読みいただきありがとうございます。


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