google社の興味深い実験からの学び【人はまわりの状況から影響を受ける】
半澤光希です。
20代の頃は食べたいだけ食べて飲みたいだけ飲んでも、気合いでなんとかなりました。
(なったと思っただけかもしれませんが(笑))
30代に入るとそうはいかずに、周りの友人とも健康に関する話題が増えました。
そんな健康に関してgoogle社のおもしろい実験があります。
2016年にgoogle社のニューヨークオフィスである実験が行われました。
チョコやナッツを自由に食べられるスナック置き場を起点に、
・ひとつはスナック置き場から1.8メートルの位置
・もうひとつはスナック置き場から5.5メートルの位置
にドリンクバーを設置しました。
その後、約400人従業員の動きを記録したところドリンクバーの位置によって行動の違いがありました。
スナック置き場に近いドリンクバーを使った人は、遠いドリンクバーを使った人に比べて、お菓子を食べる量がなんと69%も高かったのです。
ほんの数メートルの差が無意識の食べ過ぎをもたらし、長期的には肥満につながるかもしれないというわけです。
ほんの数メートルの違いでこんなにも大きな行動の違いが生まれるというのは本当に驚きですね。
自分のことを振り返って、これと同じような環境になっていないかの注意が必要だなと思いました。
ついつい手の届くところにあると食べたくなったり、飲みたくなったりしちゃいますよね。
自分の普段の生活のプロセスが、自分に効果的な環境になっているのかを改めて見直すのが大切だなと感じました。
そして、これは健康に関する実験でしたが、健康以外についても一緒だと思います。
意図せずについつい時間を取られてしまうものや、お金を使ってしまうものなどを手の届きやすいところに置いていると使ってしまいますね。
スマホの不要なアプリなんかが良い例だと思います。
時間は全ての人に平等に与えられていながら、最も不平等に使われているものとも言われます。
人生で大切な時間について以前も書きました。
自分の時間を、本当に人生に重要なことに使えるように良い環境づくりや、良い習慣づくりをこれからも大事にしていきます。
お読みいただきありがとうございます。
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