はたらくって?ー前編(幼少期〜就職)ー
自分なりの「はたらく」についてを振り返ってみました。
はたらくこととの出会い①〜お手伝い編〜
僕の人生においてはたらくということに初めて触れたのは、小学生の頃の家庭での手伝いであったと思います。
我が家は裕福な家庭ではなく、親も共働きであったことから、小学生の時にも、食器洗い当番、洗濯物干しなどの仕事が僕や弟にも割り振られていて、それを自分の仕事としてやっていました。
(細かなことは忘れましたが、確か曜日で担当が決まっていたように思います。)
当然ですが、
「なんでやらなきゃいけないんだ」
「友達はやってないのに、なんでうちだけ」
「面倒くさい」
と思いながらやっていました。
つまり「やらされている仕事」と思ってやっていたわけです。
「今日は自分の曜日だからしょうがなくやらなきゃ」というスタンスですね。
当然、この捉え方でやっている時はやっぱりしんどかったです。
ただ、そういう日々の中でも、
「今日は自分ではなく母親の担当の曜日だけど、母が疲れて寝落ちしちゃってるので、こっそりと自分がやっておいちゃおう」
という機会もしばしばありました。
やってる仕事の内容や、仕事量は同じでもこの時は、充実感で満たされていたのを覚えています。
同じ仕事をやるにしても、
・なんのためにやるのか
・自分で選択してやるのか
で大きく変わるということを体感しました。
はたらくこととの出会い②〜新聞配達編〜
中学生になると欲しいものがたくさん出てきます。
当時は自分の部屋に置くテレビやビデオ、音楽プレーヤーなどが欲しくてたまりませんでした。
我が家ではお小遣いも僅かだったので、欲しいものを買うには自分で稼ぐしかありません。
ということで始めたのが、新聞配達です。
毎日朝早く起きて、自転車で1軒1軒配達をしました。
新聞を1部配達するごとに10円、1日あたり約100部を配達して約1,000円。
1ヶ月で約30,000円を稼いでいました。
中学生にしては中々の大金です。
早起きが得意ではなかった僕にとって、毎朝早く起きて新聞の配達店へいくという行動は中々に大変でした。
「今日くらいは休みたい」
「2度寝したい」
「今日一日休んでも、、、」
など、心の中からいろんな言い訳がでてくる中で継続できたのは、
・「欲しいものがある」という目標があったこと
・自分のエリアが決まっていて、「責任」を感じていたこと
が大きな理由だったと思います。
目標を決めて取り組むことで、どんな仕事にも価値を持って取り組めることを学んだ中学生時代でした。
社会人への入り口〜就職活動編〜
はたらくことやキャリアについてを人生で最初に真剣に考えたのは就職活動の時です。
当時はこの「絶対内定シリーズ」を読んで、
・好きなこと、楽しかったこと
・悔しかったこと
・自分の好きなところ、嫌いなところ
・達成感を感じた瞬間
などを一生懸命に書き出し自己分析をしたのを覚えています。
業界、働きがい、給料、福利厚生、勤務地など、たくさんの要素がある中でまずはたくさんの企業を見てみようと思い、たくさんの企業にエントリーし、多くの企業の選考に進みました。
理系の大学院生だった僕のまわりでは、推薦などでメーカーの技術職に決めてしまう人も多かったのですが、せっかくの機会なのでいろんな企業に触れてみたいと思い、多くの企業に応募しました。
そんな中で、責任持って大きな仕事ができそうなベンチャー企業や、海外との仕事が多く給与も良さそうな外資系企業からも、いくつか内定をもらいましたが、最後に決めたのは国内の大手通信事業者でエンジニアとしてはたらくという選択でした。
ベンチャーで思いっきりチャレンジして見たいという想いや、バリバリの外資系企業で揉まれたいという想いがありつつも、最後は正直びびったなというのがその時を振り返って感じることですね。
給与面や福利厚生、職場環境などを大事にして入社を決めました。
(東京で働きたいと思ってはいましたが、最初の配属は千葉(笑))
とはいえ、通信業界や入社した通信会社も大好きで、新たな通信サービスに携わって世の中が便利に発展していくことに役立つ人間になろうと、気合を入れて社会人をスタートしました。
人生を振り返った時に、大学に進学するまではある程度の指標がある中で頑張ってきたと思います。
学力を上げるために勉強を頑張る。
そしてある程度自分の学力にあった学校に願書を出す。
という枠の中で努力をしていた学生時代から、就職活動は何もないフラットな状態で何を選ぶかを自分で選択するという人生で初めての機会でした。
その時の選択の基準は
・自分の学歴や勉強してきたことを生かせるように
・自分の性格や得意なことに合うような職場ではたらきたい
・自分の適正に合った職場ではらたきたい
というものでした。
この後、社会人としてはたらいている中で、いろんなきっかけから真剣に「はたらく」ということについて考えることになります。
長くなったので、後編へ続きます。
お読みいただきありがとうございます。
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