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はたらくって?ー後編(社会人スタート〜起業)ー

せっかくなので自分なりの「はたらく」についてを書いてみようと思います。


前編はこちら



社会人として〜同期との差が気になる〜

僕は通信会社のエンジニアとして社会人をスタートしますが、最初の半年間は様々な研修が続き、実際の配属は9月からでした。

半年間は研修という勉強をさせてもらいながら給料をもらっていたことになります。

配属になった職場では先輩方や上司もとても良い人達で、僕のことを大切に育てようという想いを感じました。

一年目の職場は第一希望の配属先ではなかったですが、職場の人たちも暖かくメンタル的な負荷もほとんどなかったです。
残業もほとんどない職場で、給与や福利厚生についてもしっかりとしていて、今から振り返ってみてもとても良い職場だったと思います。

そのような職場において、他部署の同期が終電近くまではたらいている中で、僕の部署はいつも定時に終わり、同期との差が広がっていくのではないかという危機感から行動の枠を広げはじめました。
その過程で様々な人とのご縁に恵まれて25歳の冬から起業に向けて動き始めることになります。

この辺りの経緯はまた別の機会にゆっくり書きたいです。


コスパが大事だった?

社会人になりたての頃に大切にしていたのは、いわゆる「コスパ」だったと思います。

「コスパ」=「自分が最小限の労力で、最大限の給与や福利厚生を得るにはどうしたら良いか」

ということです。
今振り返ると本当に恥ずかしいです(笑)
会社からもらうことばっかり考えていた子供だったなと思います。

振り返ると就職活動の時も、この「コスパ」を元に探していたような気がします。

ただ、実際にはたらいていく中で、「コスパ」はすごく良いけれども、自分の成長や自分の価値という観点でみた時に、どうなんだろうと考えるようになっていきました。


そんな中、会社の看板ではなく、自分の価値と自分という人間で勝負する起業という分野に惹かれたのは自然な流れかもしれません。

もともと起業願望もなく、当然アイディアや構想もなかった僕ですが、まずは先輩経営者たちに学んで、自分を高めていく場にまず飛び込んでみようというところからスタートしました。

はたらくことの意味①〜自分を高める〜

これまでの人生を通して僕が感じているはたらくことの意味一つ目は「自分を高める」ことです。
まあ普通ですけどね(笑)

就職活動の時は、
自分の能力に合う仕事を探していました
自分の性格に合う仕事を探していました
今の自分にできそうな仕事を探していました

今、大事にしていることは
・仕事に合わせて能力を上げる
・目標に合わせて能力を上げる
ということです。

自分がやったことない分野の仕事を手をあげて取りに行く。
自分のできる範囲の外に思い切って目標を設定する。
大きな目標を描き周りに宣言する。

そうすると、今の自分では能力不足なので、何がなんでも目標達成できるまで「自分を高める」ことをやらなきゃいけないくなる。

これが仕事の醍醐味でもあるなと思います。
「はたらくこと」を通して、どうやったらできるか、目標から逆算して自分を成長させて、高めていくことに価値があるなと思います。

以前書いた記事の中でも触れた大好きな楽天三木谷会長の言葉です。
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月に行こうという目標があったから、アポロは月に行けた。飛行機を改良した結果、月に行けたわけではない。
三木谷浩史
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はたらくことの意味②〜つなぐ〜

僕なりに大切にしている、はたらくことの意味二つ目は「つなぐ」ことです。

僕はつなぐという言葉が好きです。

人とモノをつなぐ
人と人をつなぐ
地域と地域をつなぐ
国と国をつなぐ
時代と時代をつなぐ
過去と現在と未来をつなぐ

これからも、つなぐ仕事に携わっていきたいと思っています。

価値をつくり出していこう、喜んでもらおう、お役に立とうとの想いを持って、世の中で真剣に仕事をしている人やモノ、組織、地域はたくさんあります。

それらをつないでいくことでより大きな輪が出来上がることが、世の中にも良い仕事をし良い影響を与えていけると信じています。


まとめ〜時代と時代をつなぐ〜


僕は歴史が大好きです。
歴史から学ぶことは多いし、輝いて生きている歴史上の人物達の想いやエピソードを聞くと勇気がわきます。ワクワクします。

小さな頃は図書室にあったマンガの伝記を読みまくりました。我が家にもマンガ日本の歴史が全巻あります。(娘が読んでます(笑))


戦国時代や明治維新が特に大好きでワクワクしますね。
混迷の時代になんとか世の中をよくしようとの思いで、真剣に「はたらく」ことを成した一人一人の努力によって今がある。

「もし◯◯がいなければ日本の歴史は変わっていただろう」とは様々な人物に対して使われますが、
まさに一人一人の真剣な想いや、時には命をかけて成した「しごと」によって現代に「つないで」こられた大切なものだと捉えています。


そんな先人達の努力に感謝するとともに、現代に生きる自分がやる「しごと」「はたらくこと」とは何か?

それは、次世代の子供達や孫の代、そして後世に胸を張ってよいと思える時代を「つなぐ」ことだと思っています。

SDGsにあるような持続可能な社会、誰もがフェアに挑戦できる社会もその一つだと思います。

「はたらくこと」=先人達によってつながれてきた時代を僕らの代でさらによくして次の世代にバトンを渡していくための努力

であると思って、今日も一日全力で「はたらく」ことに努めます。

お読みいただきありがとうございます。

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