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~ったら始める・・・?

今回は、英会話講師を始めた時のことを振り返って、「~ったら始める」について書いてみたいと思います。


4年前のあの時


4年前の、ちょうどコロナが始まってすぐ、私は機会があって英会話講師として登録をしました。

元々は日本語講師で、英語を教えることにはすごく抵抗がありました。

英語を勉強するのは好きで、自分は長年学習する側で、とてもとても教えるなんて~~~と思っていたからです。

最初は、「せっかくお声をかけていただいたし、登録するだけしておこう」

という感じでした。そして、3か月間に1度でも授業をしないと登録抹消、というルールの中、本当に1度だけレッスンして3か月間何もしない、という状態でした。


背に腹は代えられなくなり、覚悟を決める


その状態で、一年経たないうちに、日本語講師の仕事の方が区切りがついて収入が減ることになり、

 背に腹は代えられない

状態になって、英語のレッスンを増やしていきました。

自信がない、と思っていましたが、

 わたしでお役に立てる方がいらっしゃる

ことがだんだんわかってきました。


~ったら始める・・・?


長らく、学習者をしていたので、私よりも素晴らしい学習者も沢山存じ上げているし、SNS上では素晴らしい講師の方々も沢山存じ上げています。

 私なんかが講師をしていいのか、、、

いつもそんな風に卑下していました。

 講師って、達人になったらなるものなのでは?

そう考えていたのです。

でも、そうでしょうか。



山登りにたとえるならば


たとえば山に例えるならば、

頂上を極めた人ならば、ごくごくなだらかな裾野のことも、少し険しくなりはじめる中腹も、最難関の頂上付近も知っている。

後から登ってくる人にアドバイスをあげるとすれば、全ての人にアドバイスができると思います。

でも、中腹くらいに居る人でも、なだらかな裾野についてはアドバイスができます。

アドバイスを欲しい人数を考えたら、頂上付近のアドバイスを知りたい人は少なく、裾野にいる人は多いのではないでしょうか。

これをもう一度、英語を教える講師に置き換えてみると

「達人」の先生ならば、どんなレベルの学習者さんも指導することができますが、

 達人の先生には、達人の先生にしか対応できない上級者さんをお願いして

 私は入門者さんや初級者さんを指導してもいいのではないか


そんな風に思えてきました。

私の中で、

 指導者たるもの、全員が達人の域にいなければならない

という【ジャッジ】が長らくあったことが、私が英語講師になることを躊躇させていたのでした。


私にもできることがある


4年前に始めた英会話講師。

これまで約8000回のレッスンをして、私自身も当初に比べて知識もだいぶ増えました。

そして何より、講師業というのは、知識量が全てではない、と今なら言えます。

ー 学習者の方のやる気を引き出したり(=やる気を削がないことも大切!)

ー 自分で学習していく力を手助けしてさしあげたり

それらも、講師としての力量の一つではないかと、今は思っています。



私の得意なこと



私のレッスンでは、お一人ずつ違う学習歴の中から、

ー うっかり間違えて覚えてしまったこと

ー あやふやのままになっていること

を見つけて、分かりやすく紐解きをすることをしています。


ちょうど、昨日いただいたコメントがこちらです。

「ぼんやりと認識していた文法の理解が深まりました!またレッスン受けたいです。(A様)」



「~ったら始める」と思っている方へ


「講師・コンサルタント業をやりたいなぁ、でも自分はまだまだだから

 もっと ~~~になったら 始めよう」

と思っている方へ。

知識だけが全てではないし、あなただけのオリジナルなバックグラウンド(背景)があります!

ー あなたにしか語れないことがあります

受講してくださる方との【相性】も重要なポイントです。

ー あなたの言葉を待っている方がいます

知識は、やりながらどんどんノウハウと共に溜まっていきます!

まずは動いてみて、足りないところは補強し、間違いは修正し、そうしてどんどん自分が進化していけばよいのではないでしょうか。


4年前、怖かったけれど始めてよかったです。4年前の自分と今の自分では明らかに違いますし、あの時始めていなかったら、今の私は4年前のままでしたから。。。



私に関わる全ての人に元気と勇気を!
そしてその人の変化を有形無形で応援していきます!!!

何かをしたいのだけれど、と躊躇している方への応援メッセージになれば幸いです。
ちか (2024.4.19)

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