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【節約生#629】チェックリストと節約

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

簡単にミスをおかす

 忙しいことはよいことだと昔は思っていた。そういうわけで過労を続けていたら体を壊してしまった。復帰はできたものの、そもそもブラックな職場を渡り歩いていたので、環境そのものが過労を促進していた。
 それだけが理由ではないけれども、昨年職場を辞めて忙しさを緩和することができた。

 無職気味で、依頼がきたら仕事をするというスタイルを続けている。そうするとバランスが崩れる時もある。一昨日、夜の9時までオンラインで仕事をしていた。他の人は過労者なのでその後も続けていたようであったけれども、9時は寝る時間なので先に出ていった。
 そこでの説明や回答がうまくいっていなかったのが心残りであった。そのため、翌日の朝(つまり昨日)、気がついたら対応を考えていた。それが脳の容量を圧迫していたのだと思う。いろいろな失敗につながった。

 昨日は一日仕事が入っていて、いつもよりも早めに家を出る。新しい場所でもあるので、事前いチェックボックスを作っていた。めんどうという気持ちもあり、使わないで置こうとも思ったけれども、靴紐を結んだあとにチェックリストを書いたメモを見てみた。
 すると、驚いたことに持っていくものすべてが鞄に入っていなかった。

 新しい仕事、気にかかること、そして時間に追われている状況・・・。脳の容量を奪っていくものは無数にある。

 ちなみにその後も、行き先の住所を見間違えて調べており、1時間近くさまようことになる。チェックリストを作るときにも忘れていたイヤホン(仕事で使う)を忘れていて、コンビニで買うはめにもなった。無駄な出費が1500円である。

ミスは起こる、ミスを減らす

 使える脳の問題なのだろう、子どもの頃からミスが多い人生を歩んできた。

 節約生活に挑戦する中で、無駄を減らしていくという方法を身に着けてきた。無駄を減らすと、大事なことに集中できる。無駄を減らして。できるだけシンプルにわかりやすくしていくとミスが減るようになった。

 それもあって、無駄ばかりを強いてくる以前の仕事も辞めてみた。それでも昨日のようなミスは起こる。ミスは0ではないのである程度は仕方がない。

 ちなみに、どうやってミスを減らすかという関係の書籍やインターネットの情報は多い。
 ミスを減らす仕組みを作る、環境を整備する・・・数々の方法がある。

 シンプルで相反する方法に習慣とチェックがある。
 習慣は、毎回同じことを繰り返して体に覚えさせれば、自動的に行えるようになる。ミスにつながるような、「いつもと違うこと」は即座に気づけるようになる。
 チェックは、チェック体制を作ることである。馬鹿馬鹿しいけれどもチェックボックスは有用である。
 どちらも脳の容量をとらないということが共通していると考えている。

 違いと言えば、習慣は毎日の繰り返しなので、環境の変化や突発事項、新規の状況に弱いことである。
 チェックリストも似ている部分はあるけれども、ある条件で発動するものである。新規の状況(昨日で言えば新しい仕事を受ける)でも想像ができれば作ることができる。もちろん完璧なものは難しい。昨日のようにチェックリストを作る際にミスが生じる場合もある。

 ただ、持っていく物をすべて忘れるというとんでもない事態を防ぐことはできる。他の人は大丈夫なのだろうけれども、自分としては忘れ物をすることはデフォルトである。あとはどれだけミスを減らすかだけだ。

時間のコントロール

 チェックリストは馬鹿馬鹿しい。時間もかかる。だからたいていの組織では受け入れられない。WHOで医療のミスを減らすために取り組んだガワンデの書籍もある。

 やらされる感があると受け入れがたいものがあるのは理解できる。ただ、自分のような存在には必要な方法である。
 問題はリストを作るときに時間がかかることである。

 個人的には、プロこそ用意にこそ時間をかけるものだという考えを持つようにしている。多くの場合、仕事が集中して時間がとれなくなってくる。最近「ロングゲーム」という本を図書館から借りてきた。
 そこのはじめの方には、いろいろな仕事が増えすぎて、ゆっくり考えたり、自分の考えをまとめたり、集中して過ごす時間がとれなくなっていると嘆いていると書かれている。

 無駄を減らす。それでもオーバーロードしてくる。それならさらに基準を高めて減らす。時間いっぱいまで仕事をしてはいけない。
 個人でできる量は限られている。

 現在のところ、チェックリストを作る時間もとれないなら、個人の容量をオーバーしているとみなしている。もしかしたら、リストを精査する時間がとれないと・・・と強調してもよいかもしれない。
 昨日の失敗は少しショックであった。1時間のさまよったことは、ウオーキングでもしていたと思えばよい(あらかじめ、それくらいの時間の余裕はとっておいた)。お金だけでいうと、無駄なイヤホン代がかかった上に、物がだぶってしまった。少ないかもしれないけれども、場所を調べたり電話をしたりしたので通信費もかかっただろう。

 ちなみに、食事も昼は食べなかったので一食であった。スケジュールの段階で時間の余裕を作るようにしたい。

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