【節約生活#567】節約の基礎を見つめ直す〜片付け
趣味で節約生活をはじめてみた。
健康的で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦している。
なんでも基礎は大事
生活レベルを上げると下げるのは難しい、とよく言われる。ファイナンシャルプランナーが書いた本に出るような例では、収入の多い時に贅沢な暮らしをしていて、収入が減っても生活を変えられず、最終的に破産するというタイプである。
急に支出を減らすのは誰でも難しい。明日から月の生活費1万円にしろと言われてもほとんどの人は不可能である。だから少しずつ節約の基礎から練習するとよい。
節約本やインターネットの節約情報にある初心者向けの節約方法はだいたい同じである。家計簿をつけて収支を把握しよう、自炊しよう、固定費を見直そう・・・。
その中に、片付けという項目がある。
一見、節約と関係がないように見えなくもないけれども、節約のプロからセミプロまでが推奨するので、やはり節約の基礎と言ってよいのだと考える。片付かない人は節約ができないという強い言葉を目にすることもある。
実際に自分でも気をつけてきた。
ただ、職場を辞めるにあたり(本日が所属の最後の日)、職場に置いていた私物を多量に家に運び込んだ。ダンボールにして、10箱近い。今週くらいには片付けの目処をつけたい。
そのためにも、片付けの視点をぶれないようにするため、節約の基礎としてまとめておく。
片付けの節約的視点
片付けは気持ちがすっきりする。
もちろん、「すっきり」も片付けの大きなメリットであるけれども、節約の視点からはもっと多くのメリットがある。
今回は物と時間の無駄の点でまとめる。
1 持っている物の無駄を省く
節約の視点で言われることの多くは物の無駄を省くことである。
よくあるのは、本当は持っているのに、新しく買ってしまうということである。メモ帳やペンがなくなったと思って買ったら、かばんの中にあった、というような経験は多くの人にあると思う(そうであってほしい)。
自分の極端な例では同じ本を買ってしまう、などがあった。持ち帰った書籍類にまったく同一の本を見つけたときは気が滅入った。
使えなくなっているのに持ってしまう場合もある。何年も前に買ったのりや接着剤など、使えないものが出てくることもある。同じものを買ってしまったあげくのことも多い。
節約情報ではよく冷蔵庫を定期的に掃除しよう、と書かれている。食品ロスがなくなればその分節約にもなる。
今回は職場から多量に物を運んだので、二重、三重に物がある場合もある。ペンの替芯がいくつかあるのは把握している。きちんと整理しておきたい。
見方としてもあと3つある。
物が多いと専有面積や容積が必要になってくる。家賃で考えると、その分狭い部屋で暮らすことになる。物が少なければその分広い部屋で暮らせる。同じ家賃で引っ越しもせずに広くなる。お金で考えたら大きな得になる。
また、物が多すぎて視界にごちゃごちゃとしてしまうと、脳の容量を使ってしまって疲れやすくなってしまう点もある。意識高い系の脳科学的な意見であるけれども、物が多いと注意がそれやすい。物がなければないほど、したいことができる。
さらに、宗教じみているかもしれないけれども、所有物が多ければ多いほど物への執着が強くなる感覚がある。あればあるほど際限なく、もっとたくさんを求めるようになる。そうして鈍重になる。身につける物がないのであれば、もっと身軽に暮らすことができそうだ。
2 時間の無駄を省く
時間の無駄の多くは探しものの時間である。
ビジネス本で片付けを指南する場合は、たいてい時間の無駄を減らすことが出てくる。1年に何日分は物を探す時間になっていますよ・・・という。
確かに物を探す時間は、時間の浪費と言ってもよい。
お金を節約する目的はひとによって様々だろうけれども、自由になるお金を増やすという意味もある。同じように、自由になる時間が増やせるのであれば、取り組んでおきたい。
タイムイズマネーという言葉をベンジャミン・フランクリンが作ったけれども、明らかに時間の方がお金よりも価値がある。
片付けは必要な物を残して、必要な物を決まった場所に定める。物へのアクセスが最適化されるなら、探すことへのストレスも軽減される。
ちなみに、ストレスがたまってくると挑戦している節約にも負担がかかる。自分の夜の外食は泥酔はストレスから来ている。少しでもストレスを減らすことはやっておきたい。
まとめ
片付けは節約の基礎のひとつと言ってよい。
ちょうど物が増えた時期であるので、この機会にまとめた。
自分を見つめ直しながら、捨てていって整理をしていきたい。なんとか半分には減らさないと(目標)。
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