入店ハードルが低すぎる本格フランス料理『神田マルニ』が美味い

滋賀ではフランス料理のマナーなんて習わなかった。
そんな私でも入れるという「神田の立ち飲み屋」で「本格的なフランス料理」が食べられるビストロ『マルニ』の試食会に参加してきた。

アクセスは神田駅の東口から1分!

同じく試食会に参加したアイさん

店名の「マルニ」の横に(煮)と書いてあるが、「じっくり煮込む」というのが店名の由来だ。実際に72時間かけて炊き上げたコンソメスープと、48時間かけて仕込んだ煮込みソースが目玉なので後ほどご紹介したい。

店内はこんな感じで気さくな雰囲気。
シェフともカウンター越しに気軽に話せる。

20席のオールスタンディング。

まずは乾杯!樽生スパークリングポールスターが480円。
安い…料理も1日300円からと、リーズナブルなのが嬉しい。

こちらはお通しの「手のひらパン」。国産小麦100%!店内で焼き上げたばかりのパンはモッチモチでフワッフワな食感だ。スープや煮込み料理にピッタリ合うよう、パンのレシピには相当こだわったという。

72時間かけて炊き上げた「うまみたっぷりコンソメスープ トリュフ添え」。このメニューはフレンチ職人の腕が一番分かると言われているそうで、本格フレンチを10年以上学んだシェフの想いが詰まっているというのだが350円!

こだわりのスープにさきほどのパンを浸して食べる。高架下でこんな洗練された味わいが展開されるとは…ギャップがあるので、デートにも使えそうだ。

前菜の5種盛り合わせ。

ビーツとゴルゴンゾーラチーズのサラダ。

日本ではマイナーな野菜のビーツを味わえる。欧米ではヘルシーな野菜として人気なんだそうだ。独特な甘みがあって確かにチーズともよく合う。

そして昆布〆サバとポテトのソテー。味わいに加え、盛り付けも美しい。

もちろんワインも、料理に合うものをシェフがオススメしてくれるし、日本酒の日本刀もあるのが個人的に嬉しかった。そしてついにラスボスが登場。48時間仕込みの「最後の一滴までうまい牛すねの赤ワイン煮込み」

「ヤバい…」

気の利いたことが言えなくなるほど美味い。
肉はもちろんホロッホロのトロットロ。マジ卍である。
この店に来たら見逃せない。

そして〆はカツサンド!

こだわりのパンに包んで、溢れんばかりのボリュームで480円。

デザートの濃厚プリン。小瓶で出してくるのがフランスだ。滋賀ではこんな風にはでてこない。濃厚な甘みにほろ苦いカラメルソースを加えて味わう。

同じくデザートの「あつあるのカヌレ、バニラアイスを添えて」
この写真を見て、誰が「高架下の立ち飲み屋」をイメージするだろうか。

「フレンチをもっと日本人の日常に近づけたい」という想いから、あえてこの場所につい最近出店したそうだが、店に入るハードルが低すぎて、人気店になりすぎて入れなくなるのが心配だ。

間違いなくオススメです!
ご馳走さまでした。

■ 今回紹介したお店

立ち飲みビストロ 神田マルニhttps://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13208360/

住所:東京都千代田区鍛冶町2-13-24
TEL:03-6206-9551
営業時間:15:00~23:30 (L.O.23:00)
定休日:不定休

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