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Italki - 語学学習の先生を世界中から見つけられるサイト

Italki(アイトーキー)というサイトについて


前回の投稿で「語学の専門家ではないため、英語教育そのものについてはあまり書きません」と申し上げましたが、「語学の習得について」思い出したことがあったため、今回はそれについて書きたいと思います。

ご紹介したいサービスというのはItalki(アイトーキー)というサイトです。確か香港が本社の語学習得のサイトですが、平たく言うと色々な語学を教えてくれる先生を世界中から直接探し出し、自分の家庭教師として雇えるサイトです。

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Italkiが語学習得にお勧めな理由1:娘の実体験から


「Italkiというサイト」が語学の習得にお勧めできる理由を、私の娘の実体験も踏まえてご紹介します。

私の娘は17歳でハイスクールのシニアになりますが、1年ほど前から語学習得になぜかハマり込んでしまい、この夏は4週間の語学留学に一人でスペインへ行きました。

もともと英語がネイティブであり、私とは日本語を話すので「なんちゃってバイリンガル」です。(「なんちゃって」の部分は、日本語がまだあまり読み書きできないので、本当のバイリンガルではないと思うため)中学から高校まで4年間スペイン語の授業を取っており、最近ではKーPOPにハマったため、韓国語を習い始めています。

これらの語学にハマった理由の一つが、上記の「Italkiというサイト」で家庭教師を世界中から直接見つけられたからではないか、と思っているのです。
初めは高校2年生の時です。日本語のテスト準備の際、ロサンゼルス在住のとてもしっかりとした親切な日本人の先生を見つけ、試験勉強を手伝っていただきました。

その後は、スペインに住んでいる韓国人の先生に韓国語を教わっていましたが、同時にチリに住んでいる先生にスペイン語も習っていました。これは、コロナで学校の授業が全部オンラインになったため、暇ができたからでもあります。

いくつもの語学の家庭教師を子供につけるというと、よほどの教育ママであったり、「お金に余裕があるのでは?」といった反応がありますが、実はそれほどお金をかけてはいません。娘がItalkiで見つけてきたチリ在住のスペイン語教師は、正式な先生の資格を持っているわけではありません。会話の練習相手という位置付けで、25分の授業を5ドル、約500円で申し訳ないくらいでした。

Italkiが語学習得にお勧めな理由2:Italkiを見つけようと思った元々の理由
ところで、このItalkiというサイトを見つけようと思った元々のきっかけがあります。それは、Quoraで「ヨーロッパの6ヶ国語を喋る語学の専門家が投稿していた記事」を読んだことです。

この記事の中で、「新しい言語の取得にはどのくらいの時間がかかりますか?」という質問に対し、一般的には600時間と書かれていました。1日に1時間勉強したとすると約2年なので、やはり結構時間がかかりますね。
ただし、彼女が一つ要注意事項として言っていたのは、ひとえに1時間と言っても、必ずしも同じ1時間ではない、ということです。例えば、ここサンフランシスコの郊外で子供に日本語を習わせようとすると、まずサンフランシスコにある教室まで行き、2時間ぐらいの授業を受けて帰ってくる。これが行き帰りまで含めると約4時間かかってしまいます。

この、教室までの往復と授業を含めた約4時間のうち、本人が喋る時間がどのくらいあると思いますか? 例えば、30人ぐらいの教室で語学の授業を受けるとすると、本人が喋る時間は正味5分か10分くらいではないかと思うんです。

もちろん語学は会話だけではないので、最初の頃は基礎の文法や語彙を教えてもらう必要もあります。しかし、ある程度経て会話の練習段階になった時、1対1の家庭教師であれば基本的に半分ぐらいの時間は自分が話すことになりますよね。そうなると1対1の家庭教師を見つけて30分練習する場合、自分が喋る時間はおよそ15分ぐらいになります。

時間的に比べてみると、前述のサンフランシスコの語学クラスで往復を含めた4時間の学習をするのと、1対1の家庭教師で30分の授業を受けるのとでは、自分が話す時間は同じか、もしくは家庭教師の30分の方がもっと多いことになりますね。

新しい語学を習得する時、それを使って何かができるまでが結構苦しい気がします。例えば、日本の学校で英語を何年もかけて習っても、実際に外国人と接したら言葉が出てこない……そういったことは、挫けてしまう大きな要因ではないでしょうか。

それらに挫けずモチベーションを保つには、少しでも早く実際の会話ができるレベルまで到達するのが近道です。それにはまず文法などを理解した後、喋る練習あるのみではないかと思います。

こういった「家庭教師紹介サイト」は他にもあり、我が家の娘も最初は日本のカフェトークで見つけた先生にお世話になっていました。ですので、どういったサイトで見つけてもいいのですが、Italkiのような専門サイトは自分に合った先生のタイプを見つけるスクリーニングがしっかりしています。

語学専門家ではなく経営コンサルタントの立場からすると、かけた時間やお金に対してどれだけのアウトプットがあるかが大事だと思っています。特にかけた時間に対して、実際にアウトプットをする時間(つまり喋る時間)がどれだけあるかを常に計算し、その時々で一番良い手段を選んでいくのが良いかと思います。

#オンライン家庭教師 #語学学習 #語学留学

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