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2022-23ちゃこのVリーグ観戦記【15】

2022-2023 V.LEAGUE Division 1 MEN
レギュラーラウンド 
第8週 第15戦/ 全18週 36戦 

2023年1月7日(土)
広島県広島市・広島グリーンアリーナ(広島県立総合体育館)
vs 東レアローズ(全4戦 初戦)
観戦者数: 2640人

天皇杯と年末年始を挟み、1か月ぶりのリーグ再開。
2023年(令和5年)初戦です。

天皇杯準決勝で、歴史的な敗北を喫して、
チームも落ち込んだかもしれませんが…。
敗戦の後、東京体育館から千駄ヶ谷駅まで氷雨に濡れ、
翌日の帰広時は新幹線の停電による4時間以上の閉じ込めに遭ったこっちも、
年末年始本当にしんどかった。
敗戦の後に試合を見返して、観戦記を書くのも辛かった。
どう書いても同じJTファンにも良くは思われないだろうなと思ったし。
でも、そうやって迎えた年末年始に、
美味しい年越し蕎麦を食べ、
おせちを食べ、
箱根駅伝を見て、ちょっとずつ癒されて、
そして、
合田さんがアップしてくれた笑顔で写ってるJTメンバーの写真を見て心底ホッとして、
今日の「ダブルJTデー」を迎えたのでした。

先に11時からJTマーヴェラスvs久光の試合があって。これはJTマーヴェラスの勝利。

14:30から、我らがJTサンダーズ広島の登場です!

始球式には、元カープの大野豊さんが登場され、会場全体が拍手とざわめきで1番盛り上がりました!
盛り上がったところで!
さぁ!試合はどうなった?!

30-28
25-20
25-22

セットカウント3-0で、勝利❣️
7勝目をあげました!

順位はすぐには変わらないけど、1戦1戦積み上げていくしかないですもんね。

今日のスターティングメンバーは、
OH:ラッセル、井上慎
MB:小野寺、安永
OP:ジャン・チュアン
S:金子
L:唐川/西村
慎さんと将平さんが途中交代している場面もありました。(慎さんか将平さんのどちらかがコートの中に居る、ということ、です)
Sを合田さんに交代した場面も、第1セットと第3セットにチョコチョコっとありましたが、S金子で行くことに決めたのかなぁって感じ。
ヤスがなんとサーブが1本も入らん状況で、西くんに交代しました(でもセット開始時はヤスなんだよなぁ。ナカジはベンチ外だし。)
武智くんが普通に歩いているのを見て、本当にホッとしました。試合にはまだ出れんのかなぁ。

武智くんの復帰も待ち遠しいのだけど、
JTのように、守備に長けている選手が複数いて選び放題、って、ほんと贅沢だと思います。
やはり、攻撃はまずは丁寧なレセプから、なのです。
そこが大きく崩れなければ、助走に入って攻撃枚数も増やせる。
JTは油断なく3-4枚攻撃を維持していたし、なんなら金子くんのツーアタックも入れて5枚攻撃!
金子くんのツーアタックが気持ち良く決まるためには、他の選手が本気で飛んで攻撃に入ってないとダメなんだけど、小野寺くんがイイ!マジで助走してちゃんと入ってきてる。
なんならラッセルも、慎さんも。
これで、金子のツーという攻撃枚数も増えるわけだ。
いいぞ、いいぞ!!

天皇杯準決勝の時に「リーダー不在」問題を書いた。
JTのキャプテンは小野寺くんだけど、MBという位置上、試合の流れの中の半分くらいはコートに実質不在。そして小野寺自身も、キャプテンという柄ではない、と言っていた。
そこで同期の武智くんの存在が光る。
同期の彼がコート内に居ると、小野寺くんと「一緒に」チームのことをやろうとしてくれていた。大学時代の彼もそうだったのだろう。
でも今はコートに出ていない。
将来的には金子くんが務めるのが理想だと思うが、セッターとしての経験が不足していて、自信が持てていない彼に、今は無理だと思う。
ベンチにいてもコート外でも、みんなに声を掛けてチームを支えてくれていたのは、慎さんと将平さんだ。
でも、その2人は安定してコートの中には居ないというところが問題だった。
今日は、慎さんか将平さんのどちらかが必ずコート内に居る状態❣️
そして、コートの後方から、いっつも唐川さんの声がしていた❣️
今はこれがベストなんじゃないかなー。
いいぞいいぞ!!!

もう一つ私が気になっていたのが、ロサノ監督と通訳亀渕さんの「物質的な」距離、だ。
いくらヴィスコ体制が長かったとはいえ、チームのメンバーみんながラッセルやジャンとタメ口きけるほど国際的コミュニケーションが得意になってるとは思えないのに、なぜ亀渕さんはロサノ監督の横に位置していないのだろう?
指示には英語を用いているのはわかっていたが、ロサノ監督が言いたいことが全て選手に伝わっているのだろうか?
それを敢えてしていないのであれば、ロサノ監督は未だ具体的な指示はチームに出していない、実質的には「監督」していないのではないか?
……………
今日の亀渕さんの位置は、ピッタリとロサノ監督の横。
ヴィスコ監督の時のように、監督が発する言葉を的確に片っ端から日本語に直して喋りまくっておられました。
ほんっっとうに、安心した!
亀渕さん万歳!ロサノ監督万歳!!

今、春高バレーも開幕・進行中で、指導の問題や大会運営費問題まで、色んな問題を孕みながらも、毎日熱戦が繰り広げられている。
…問題が全く無い、なんてことはあり得ない。
みな、その時その時の最善を尽くしているはずだ。
広島グリーンアリーナでの試合(JTサンダーズ広島のマジ本拠地、という意味のホームゲーム)では「20年後の自分へ」というJTサンダーズ広島に所属する選手全員のインタビューが流れている。
メンバー、みんな良い人だよ。マジメだよ。バレーボールと向き合ってる。将来の自分に恥じない今の自分でありたい、と願っている。
それが、反映されるチームでありたいし、そういうゲームを目の前で見たいと、本当に思います。

広島グリーンアリーナでの試合では、OBのぶっちゃけ解説を聞きながらゲームを見ることができます。
今日の解説は、八子さんと町野さん。
おふたり曰く、
自分たちがこれまで経験している&自分たちが考える「タイムアウト」を取るタイミングよりも、ロサノ監督のタイムの取り方は1テンポ遅い、と言われていた。選手たちでなんとかできれば(サイドアウトが取れれば)いいわけだから、「待っている」んじゃないか、と。
それは、『信頼』だよね。
これからのJTサンダーズ広島の行く末が楽しみになりました。

明日も、広島グリーンアリーナで、東レと対戦です。
明日も今日同様タフな試合になると思われます。
現地でハリセンをガッツリ叩いて応援します!

頑張れ!JTサンダーズ広島!
頑張ろう!NIPPON!!

(ちゃこ)




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