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自分の状況を変える方法。まずは「言ってみる」こと

「なにごとも言ってみるものだ」――ここ1、2年ぐらいで、私はこのことを身に染みて実感している。

今の自分の状況を変えるには・変わるチャンスをつかむには、2つの方法があると思う。

■ 言ってみる、手を挙げる:自発的
■ 見つけてもらう、巻き込まれる:受動的

「言ってみる、手を挙げる」は自発的な方法。つまり、自分からアクションを起こすことで状況を変えていくことができる。

その変化が大きいほどエネルギーや勇気がいるけれど、良くも悪くも“自分しだい”なので、どうしたいのかもタイミングも自分でコントロールできる。主導権は自分にある。

そして「見つけてもらう、巻き込まれる」というのもあるだろう。こちらは受動的で、他の人に状況を動かしてもらう方法。これもいい。

ただし、見つけてもらう(巻き込んでもらう)ための努力は必要だなと思う。つまり、“見つかる場所”に自分を置く(顔を出す)、サインを出す、あるいは「巻き込まれても私大丈夫です~」といった何らかの表明など。最終的には自分自身の価値や、信頼感が必要かもしれない。

受動的ゆえ、いつ見つけてもらえるかは分からないし、待っていても何も起こらない可能性もある。

そう考えると、やっぱり「言ってみる、手を挙げる」の方が確実で早いなと思う。「なにごとも言ってみるものだ」ということになる。


最近だと、私は会社のSNS運用を担当することになりそうで、実は以前からこういった業務にもチャレンジしてみたいと思っていた。「普段からTwitterを使っているし、やってみたいです」と言ってみた(手を挙げた)ところ、この話につながったのだ。

思えば今の週2会社員+ライターという働き方だって、勇気を出して言ってみたことですべてが動き出した。あの時切り出さなかったら、今のように子育てと仕事を両立できるようにはならなかったと思う。


リアルの場だけでなく、オンラインでもそう。何かあれば「まずは言ってみる」のが大事だわー、と思うことが本当によくある。

例えばこんな仕事の話。どうしようかな…と迷ってつぶやいたところ、想像以上に多くの方から反応をいただけた。そのことで少し見通しが立ったので、上司に具体的な相談をすることができた。

仕事の話だけでなく、思いっきりプライベートでも。完全に自分のためだとしても、皆さん親身に教えてくださったりして、本当にありがたい。

これをきっかけに、実際に調べたりいくつかのお店に足を運んだりして、最高のチーズケーキに出会うことができた。今年もさらに新しいお店を開拓しようという気持ちにもなっている。


「言ってみる」からものごとが動き出すことは多い。「なにごとも言ってみるものだ…」というしみじみとした実感は、言ってみた人にしか味わえない。

状況を変える・そのチャンスをつかむ方法は、自発的でも受動的でも、最初の一歩が小さくても大きくても、まずは“何か”きっかけをつくることに限るなぁ、と思う。たとえ内にあるものが、まだ曖昧で未完成なものだったとしても。

自分の外に出してみることで好転することは、予想よりもはるかに多い。すぐに結果に直結しなくても、ピタゴラスイッチやビリヤードみたいに、玉突き的に状況が動いて行くような感覚。…まぁ、ピタゴラ装置を作ったことも、ビリヤードをやったこともないけど。

そんなわけで、まずは何でも「言ってみる」ことがものすごーく大事だよ、という話。

分かっていてもなかなか…という人は、まずはハードルを低く低く。職場や知り合い、オンラインで言うのが難しければ、家族やパートナー、ペットにでもいいかも。もしくは自分自身。つまり、日記やノートにアウトプットしてみるところからでもいいと思う。

それでは、また明日。



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