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めまい~脾を調えると改善する

漢方ではめまいになる原因はいくつかあると考えます。
そのひとつに、水分代謝が悪くなり、頭部に「余分な水分がたまっている」状態を引き起こし、内耳のバランス感覚、眼球の動き、脳の働きに悪影響を与える、というものがあります。
脾を整えることで水巡りが良くなり、これらの症状が改善されます。

◇山査子 ◇オレンジピール ◇大棗 ◇レモングラス ◇丁子
の薬膳茶ブレンドをつくりました。 

◇山査子  脾、胃、肝に作用します。食後に飲むことで消化を促す。
◇オレンジピール 脾、肺に作用します。消化を促進するだけでなく疲労回復、肌荒れなどにも良いです。
◇大棗 脾が弱っているときは活性させてくれる。抗アレルギー作用や抗潰瘍作用があることもわかってきました。
◇レモングラス 消化を促進して腸を動かしてくれる作用があります。
◇丁子 オイゲノールという物質が胆汁分必、胃腸運動促進する作用があります。

年齢と共に消化機能が落ち、そのため水の代謝が悪くなり、めまいをはじめとする様々な症状が出てきます。日ごろから養生茶で予防をしていただきたいですね。
今回の薬膳茶は、柑橘類の皮から出るさわやかな香りと、苦みの効いたブレンドです。是非お試しください♪


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