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漢方の考えを学ぶ『春風は邪を連れてくる💦』

春っぽい日差しの日が増えてきましたね。
今回は、春は『風』に用心してくださいというお話をします。


漢方では季節性の6つの邪があります。
風邪、暑邪、湿邪、燥邪、寒邪、火邪 

春はこの中の『風邪』(ふうじゃ)が身体に悪さをします。

花粉も風邪(ふうじゃ)による仕業

この季節、困っている人が多いのがスギ花粉によるアレルギー。スギ花粉も春の風によって運ばれてきます。

風邪の運んでくるものは、花粉以外にも、寒邪、湿邪などもあります。
これらもまとめて、風が運んでるのが春の特徴です。

体表、口、鼻、目 に攻撃する


春は「肝」の気が上がるので、血の流れが急激になり、体内でのぼせが起こります。いわゆる充血です。
そして、風の特徴は「風は上昇し、あちらこちらの発散する」というもの。ですから、身体の表面や、胸から上の上層部に影響を与えます。

鼻づまり、のどの痒みや痛み、目が充血、顔がむくむ、頭痛、めまいなどのふらつきがこの季節起こりやすいのは風が体の上部を襲うという性質からきています。

又、
春は『肝』の働きが急に活発になります。

『肝』は血の流れを担当しているので、肝の急な働きにより、血がさわぐように感じられるほど。
そのためにのぼせたり 鼻の粘膜、目の粘膜が充血する、も炎症を起こすということが起こります。 

遊走性 
風によって、身体が痛い、痒い という症状が出ることがありますが、これらの不快感はあちこちに移動します。
そして、病状の変化が激しいというのも特徴です。


正気調えてバリア力を上げましょう

正気というのは、漢方でいうところの免疫力のようなもの。外から邪が入らない強い正気があれば、多少の風もへっちゃらなのです。

正気を日々調えるためにも薬膳茶に親しんでいたたきたいです♪

春風にも薬膳茶

今日紹介するお茶は、『紫の香り』+ローズレッドペタル∔竜眼肉∔大棗

『肝』を亢進する季節には、クルクミン成分の入った「春ウコン」がおすすめです。
肝をサポートする クルクミン(春ウコン) 月桃、黒人参 ブレンド(『紫の香り』)は血の流れを助け、元気をキープします。 

ローズレッドペタル 神経を和らげ、身体の組織の引き締め効果があることから美容の液やフレグランスにもよく使われます。 
竜眼肉 ムクロジ科 りゅうがんの果実  血を補うことで気持ちがリラックス、健忘に ビタミンAも豊富
大棗 疲れをとる 血虚による精神不安とか不眠 胃腸を調えてくれる 

『肝』をサポートする薬膳茶を飲んでいると月経痛を和らげる方向にも向かいます。
老廃物を流して 腸内・お通も整え、お肌もきれいになります。
だいていの素材は漢方薬に使われているものですから、よくないはずはないのです(^^)/ 薬だけに頼らず、自然の力で改善していきたいですね。

まとめ

風は百病の長という
風 邪は病気を先導する性質がある。
寒、湿 などの外邪をつれて 体に侵入し、五臓六腑を侵す。

たかが風と思わずに、この季節は防風を意識した服装でお出かけくださいね(^^)/



ポッドキャストでもお話していますので良かったら聴いてください♪


自分にはどんな薬膳茶が合っているのか、現在の体質はどうなのか、など、気になることがある方、体質改善したい方、カウンセリングもご用意しています。 薬膳茶の他に、漢方薬、健康食品、等をご提案することもあります。 お気軽にご連絡ください♪ 上級漢方養生士、医薬品販売業者、登録販売者、生態生薬研究会会員 

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