見出し画像

#0002/ジブン株式会社_地方移住を考える。

木下斉さんのVoicy配信で、東京ブラックホール論(ざっくり東京が地方から人材を吸い込み、かつ東京の出生率が低いので、人口減少になってしまう)について論じられていました。
東京と熊本、それぞれに住んだことがありますので、東京と地方、それぞれメリット・デメリットを考え、そこから最適解を探そうと思います。



東京にファミリー世代が住むメリット・デメリット

メリット

1. **仕事の機会**: 大都市なので多くの仕事の機会がある。
2. **教育環境**: 良質な学校や学習塾が多く、教育環境が充実している。
3. **医療施設**: 病院やクリニックが多く、医療サービスへのアクセスが良い。
4. **交通機関**: 公共交通機関が発達しており、移動が便利。
5. **娯楽施設**: レジャーやエンターテインメント施設が豊富。
6. **ショッピング**: ショッピングモールや専門店が多く、買い物が楽しめる。
7. **多様な文化**: 多国籍な文化やイベントに触れる機会が多い。
8. **ネットワーキング**: ビジネスや趣味の仲間を見つけやすい。
9. **インフラ**: インターネットや公共サービスが充実している。
10. **子育て支援**: 子育て支援サービスや施設が整っている。

デメリット

1. **生活費**: 住居費や物価が高い。
2. **混雑**: 通勤時間や休日の混雑がストレスになる。
3. **自然環境**: 緑地や自然が少ない。
4. **騒音**: 都市の騒音が気になることがある。
5. **人間関係**: 隣人や地域コミュニティとの関係が希薄になりがち。
6. **空気汚染**: 大気汚染や排気ガスの影響がある。
7. **スペース**: 住居や生活空間が狭いことが多い。
8. **ストレス**: 生活のペースが速く、ストレスが溜まりやすい。
9. **犯罪率**: 都市特有の犯罪が発生しやすい。
10. **競争**: 仕事や教育など、あらゆる面で競争が激しい。

熊本にファミリー世代が住むメリット・デメリット

メリット

1. **自然環境**: 緑豊かな環境で自然を感じながら生活できる。
2. **生活費**: 住居費や物価が比較的安い。
3. **コミュニティ**: 地域のコミュニティが強く、人間関係が築きやすい。
4. **子育て環境**: 自然を活かした子育てが可能。
5. **交通**: 都市部に比べて交通渋滞が少ない。
6. **食べ物**: 新鮮な食材が手に入りやすい。
7. **医療**: 良質な医療施設があり、アクセスも良い。
8. **静か**: 生活環境が静かで落ち着いている。
9. **観光地**: 温泉や歴史的な観光地が多い。
10. **アウトドア**: キャンプや登山など、アウトドア活動が楽しめる。

デメリット

1. **仕事の機会**: 東京に比べて仕事の選択肢が少ない。
2. **教育機関**: 特定の教育機関が限られていることがある。
3. **交通機関**: 公共交通機関が発達していない部分がある。
4. **娯楽施設**: 都市に比べて娯楽施設が少ない。
5. **インフラ**: 一部地域ではインフラが都市ほど整っていない。
6. **ネットワーキング**: ビジネスや趣味の仲間を見つけにくいことがある。
7. **医療の選択肢**: 専門的な医療が必要な場合、選択肢が限られることがある。
8. **文化イベント**: 都市部ほどの多様な文化イベントが少ない。
9. **ショッピング**: 都市に比べてショッピングの選択肢が限られる。
10. **自然災害**: 地震や豪雨などの自然災害のリスクがある。

考察

ファミリー世代にとっての東京

メリット:現状、仕事と教育の機会についてが圧倒的なメリットかなと思います。ただ落とし穴として、デメリットにも記載がありますが、仕事は過当競争で低賃金のものが多く、教育も受験競争も激しくなっていると聞きます。ほかのメリットは正直熊本でも享受できるかなと思いました。
デメリット:生活コストの高さと混雑が圧倒的にデメリットです。熊本の家賃は東京の約半額。インフラコストと食費など変動費も高く、ここはかなりのデメリット。また混雑はインバウンドも重なり、とんでもない交通渋滞と満員電車。東京在住時は毎日山手線を使っていたので、通勤で体力がだいぶ削られていました。

ファミリー世代にとっての熊本

メリット:自然環境の良さと観光地へのアクセスの良さを生かした生活にめちゃくちゃメリットを感じます。加えて新鮮でおいしい食材が安く手に入るコストの安さ、また外食も混雑がそこまでないので、これもメリット。
デメリット:仕事の機会が少ないこと、これが一番のデメリットですね。仕事は地元企業だと、そもそも数が少なくて、あっても低賃金の求人。教育については、まだ子供が未就学なので、あまり情報を持っていません。ただ、例えば私立で受験してはいるような中学校は熊本に、ほとんどないのでは?と思います。

結論

デメリットである仕事を上手く選び、熊本に在住すべき。

上述の考察記載の通り、仕事の機会を除くと、ファミリー世代は熊本に住んだほうが満足度高いと思いました。私は東京の企業で熊本への転勤なので、給与基準は変わらず、妻は士業なので働く場所を選びません(むしろ地方のほうが給与高いです)。
したがって、以下の選択肢があるのかなと思いました。

  • 東京ベースの企業から手を挙げて熊本に移住

  • フルリモート企業への転職

  • 士業の資格をとって開業(あまり現実的ではないか・・)

  • 進出してきたTSMCもしくは関連会社へ就職(熊本ならでは!)

東京は件数が多いものの過当競争で低賃金の仕事が多い、熊本はそもそも求人が少なく低賃金が多い状態が一般的です。ただ、ここにきてTSMCが高い給料で人材をかき集めてきている例外的な状況が生まれ、またコロナでリモートも一般化しました。このような事を考えると、当分は熊本で働き、スキルを磨き続け、あわよくばずっと定住することもアリかなと思いました。

皆様、今後ともよろしくお願いいたします!