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ちょっと仲良くなりすぎた。だけだった

気づいたら、全部終わってた。
こういう夜もあるんだなぁ。って。
あの夜のことを思い出すと、それくらいの思い出。

会えば会うほど、遠野という男が嫌いになっていく。
いったいどこまで嫌いになれば、私はこの男に会いたくないと思えるのだろうか。会いたいのを必死に我慢するのと、会いたくなくなるまで相手と会い続けるのでは、いったいどちらが、夫や家族をより裏切ってることになるのだろうか??

これはなんの小説かわからないけど・・・。
この人に会う人ということは、こういう感情を行ったり来たりする繰り返しだなぁ。思っていました。

でも、会わずにはいられない。
連絡を返さずには入られない。
会うと必ず「もう会うのはやめようと思う」
その時間は確実に裏切りの時間。

誰を裏切るのか??
一番裏切っているのは、自分自身だと思っていました。
どうせ、私のものだけにはならない。
きっと誰かのものになるこの人。
と会うことで、本当の願いを裏切ることになる。

ただの友達の彼だったのに。
ただ、相談に乗っていただけなのに。
私は、結局全てを受け入れてしまう。その手に、声に、その香りを全て、このからだ全身で。

そういうヒドイな女だったから、20年の片想いは、消して純粋ではない。
「お前もそういう女になったんだな。」
と電話越しで、一番大切な彼は笑っていた。

そう困りごとは、彼に聞いて貰えばいい。そして、どんな反応ですすら私は嬉しかったのです。

私を裏切り続けた私。
そういうことも、どんな経験も、どうやら私は経験したかったらしい。

異性は、仲良くなりすぎると、だいたいだいたいそうなってしまう。
そう、ただ、仲良くなりすぎただけ

みなさんは、そういうことありませんか??
異性の友達。
どんな友達なんだろうか??
20年間の片想いの彼も、「友達」括りにしていたよね。

そこら辺は、答えなんて出ないような気がします。

でも、今は、友達を通して自分を裏切るのは、やめようと思います。
仲良くなりすぎるのは、悪いことじゃないけれど。
今は、もっと大切な人がいますし。
本当の満たされてる私で、本当の関わりをしていきたいなって思います。

では、また今度。





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