見出し画像

チェアハウス的ピアノ音楽創作方法(1)

まあ、長い人生を生きてきた。
毎朝、ピアノを使って2分程度の穏やかなピアノ曲を創っている。
なぜそれを自分でできるのかはわからない。
ほかの人ができるのかできないのかもわからない。
自分だけの人生だからね。

毎朝、穏やかで美しい音楽を創り出すということ。
美しいというのは主観的なものなので、ほかの人が美しいと思うかどうかはわからないけど、穏やかであるということはたぶん間違いない。

もう少し詳しく言えば、曲を創る時、まるで呼吸をするかのように音楽を創り出す、その瞬間、それはたぶん、人類全体の重要な秘密だと思う。自分だけだけが思っているのだろうけど。

この力は、モーツァルトでも、バッハでも、ドビュッシーでも、フォーレでもサティでも、持っていた。でも、誰もその音楽が降りて来て、その瞬間に流れるように音楽が生み出される瞬間のその体験を、その歓びを、その本質を文字にして記録しているものはない。

こねくりまわして積み上げる形の音楽作りというのはあるのだけれど、それでは、一番大事な、インスピレーションままの、自然との交流の中での瞬間的な創造プロセスの歓びとは程遠いのだろう。

昔はできなかったのです。モーツァルトやドビュッシーにはできなかったのです。降りてきた音楽をそのまま記録して流通させることができなかったからね。

その時代ごとに、降りてきた音楽を人々に届けるためのオーバーヘッドが存在していた。

あれ、書きたい方向とは全然違う方向に進んでしまっています。もうこの辺で中断しようと思いますが、この連続記事でやってみたいことは、私のピアノ音楽創作の方法、正確に言えばデジタルピアノ音楽創作法を、その獲得方法を説明して、対称となるちびさんに何とか文章で教えてみたいという試み。

でもそれは、とても普遍的なプロセスの記述となる予感。

もしそれを私が書き終えたとして、ちびさんがそれを読んでちゃんと毎日精進して探索を続けたとすると、数年後?には毎日独自な穏やかな静寂ピアノ音楽を創って世界中に配信することができるようになるということ。

この記事に興味を持ってくれる人が多ければ、ちょっとずつ書き足してみようかと思うのです。

例えば、以下の図を使って説明するということになるのだろうけど、ちびさんは驚くほど飽きっぽく何事にも興味が薄いのですから、それは大変な旅になることでしょう。

まあ、そんなところで、最初の記事は終わりとします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?