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団地の入り口には、喫茶店がありました

実家のある団地の入り口には、喫茶店がありました(今は無い)。

場末な感じの。年季入ったマンガが並んでるかんじの。

ちょっと奥にある漫画には埃かぶってた。

新聞広げるてタバコもくもくの常連さんと、草野球チームのガタイのいい青年たちがガヤガヤやってくる。

そこは、「珈琲とカレーの店」でした。

中学の頃は、土曜の昼とか母と一緒にたまにいってたんですが、高校のとき、期末テストの帰り、制服来たまんま、学校帰りにチャリで遠回りして一人でカレー食べに行ったけね。

単独行と町歩きは、高校生からの趣味。

大学院に入ってからは、喫茶店巡りが好きになって、東京の喫茶店を、扉を開けるときはドキドキしながら一人探訪してた。

住んでいた東京都江戸川区平井にはお気に入りの喫茶店がたくさんある。

いくつかはよく通い、私の日常の一部になったけど、今は遠く、懐かしい。


*2009年頃mixi日記を一部使って、新たに書き加え構成した文です