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新ネットワーク思考

世界のしくみを読み解く
2002.12 アルバート・ラズロ・バラバシ

人と人との距離は物理的距離とかけ離れたものになりつつあり、隔たりの次数(いかなる他人とも繋がれる人数)は6から3へ近づきつつある。

外の世界との繋がりは、弱い絆を生かさなければならない。

活動の大半は一握りの事象によって遂行される、べき乗則・80対20の法則。

ハブはマーケティングの世界ではオピニオンリーダー、パワーユーザー、インフルエンサーと呼ばれる。彼らは製品情報の交換を活発に行い、無数の社会的リンクを利用し、革新者の行動にいち早く目をつけ、自分も採用する。

2010年までに人間一人あたりに一万ほどの遠隔測定装置がつき、地球全体が相互連結される?

21世紀は複雑さの世紀になり、ネットワーク思考が引き金となり、生物学で革命が起きる。

一つのノードの振るまいが、他のノードに影響を及ぼしネットワーク全体を揺るがすことを理解しないと、ネットワーク思考はできない。

ネットワークという概念に多次元的アプローチという意味が含まれているため、その最大の役割は変化の厳しい市場環境に適応していけるよう、既存企業に力を貸すことになる。

→Hotmailが懐かしい。


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