脳を休める習慣

一ヶ月くらい前に気力がなくなり、あらゆることに意欲を持てなくなったので、これが噂のコロナ鬱か?とやや気になり始めた。(夏バテだったのかもしれない)

そこで、意欲をもてなくなったこと(SNSを眺めることや発信すること、創作活動、ゲーム)を無理せず減らしていったところ、特に支障ないどころか、調子がよくなってきた。
「SNS疲れ」ってよく聞く話なんだけど、もともとSNS好きだし完全に習慣になっていたので、それに向き合う機会がなかった。

同じころ、たまたま目に止まった瞑想を学べるアプリ(Meditopia)をなんとなく使ってみたら、思いのほか最高で、いま必要だったのはこれだわ!と確信した。(わりと簡単に「確信」しちゃうタイプ)
瞑想って「何も考えない状態を維持する」「無になる」的なことなのかなって思っていて、むずかしそうだし効果もよく分かっていなかったんだけど、アプリの音声ガイダンスに従ってやってみると、ストレッチや筋トレ、ヨガなどのように毎日練習していくとだんだんやれるようになるものだった。しかも、リラックスして集中力を高めるためのものなので、体力必要なし。座れればいいのでスペースもいらない。雨降ってても、猛暑でもできる。ハードル低すぎな上に心の調子がよくなるので、これはぜひ会得したい、ひさびさに何かをしたいと思えてうれしかった。

SNSを遮断して瞑想をはじめたら、自分の脳がすごく疲れたことを痛感した。暑い日でも、湯船につかると自分の体が冷えていたことがわかるのと同じようにはっきりと感じることができた。

意欲がないのはコロナで人に会ったり出かける機会がなくなって、刺激を受けなくなったからかなと思ってたけど(それも多少あるとは思う)、情報にまみれた「流れるプール」のなかで無理やり泳いでいたんだなと思った。しかもその水はだいぶ前から透明度を失っていた。そこで泳いでいるほかの人たちの多くも、ものすごく疲れているから。

新しい水をはったプールで、ひとり気持ちよく泳ぎたい。

頭と心がすっかり整理されたら、またやりたいことに意識を向けていこう。まずは脳を休める習慣をつくれますように。

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