非日常

最近の私の『非日常』3選。

実家

東京都内に実家があり生まれも育ちも東京の私が、一人暮らしを始めたのは社会人になってから。丸2年がたった。

そんな私にとって、”実家に帰る”という行為が一つの『非日常』になっている。
学校の遠足、友達とのディズニー、みたいに前日からちょっと楽しみになるイベントのよう。

私は、どうしても実家にいると、家族とぶつかることが多く、かつ自分の時間の確保がかなり難しかったので一人暮らしを始めたんだけど、今は親の一つ一つにありがとうって思えるし、みんなとごはんがたべれるとき、最大の安心感を覚える。

野球中継

1人暮らしの家にテレビはないんだけど、実家ではテレビがついていて、今日は野球中継をやっていた。
まだ無観客試合だけど、こうやって試合が行われていることにすらなんだか安心感を覚えてしまう。

野球の試合が行われることだって、少なくとも私が生きてきた25年間ではそこまで珍しいことではなかった。
でも今はなんだか、特別感がある。

あんぱん

私はとにかく太りやすいのと、野菜のおかずでしっかり食べる派なので、
いわゆる『菓子パン』はめったに買わない。
大好きなパン屋さんでも、ほとんどの場合買うのは食パン1斤。

だけど、もう少しで今の家から引っ越してしまい、大好きなパン屋さんに行けなくなってしまうので、最近は毎回違うパンを買っている。
そして、ついに手を出したのが『生あんぱん』。

初めて見たときから気になっていた。でも一回食べたらまた買ってしまうか、他の菓子パンも気になってしまうと思って今まで避けてきた。
けれど、もうすぐこのパン屋さんとも当分お別れだから。と思ってついに買ってしまった、あんぱんちゃん。

案の定、朝から私にハッピーな気持ちを届けてくれた。
『おいしいパンを食べれて、ラジオから流れてきたDon't Worry Be Happy～♪の歌を口ずさんでいるわたし、しあわせだな』って思えた。

たまに食べるあんぱん。偉大である。


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『人は失って初めて、それが大事だと気づく』
という言葉はよく聞くけれど、私は失う前に気づきたいな～って思う。
だから、適度に『非日常』を日常に取り入れて、すべてがあたりまえじゃないことを私自身に感じさせてあげる機会をこれからも持ち続けたい。

私が世界を旅するのが好きなのも、違う世界に行きたいという欲が常にあるのも、こういうところとつながっているのかもしれない。
旅をすると、生まれ変わったような、すべてが新鮮であるような気持ちになれるからね。






ああ。ベトナム行きたいなあ。