世界を初めて見るように
今日読んだ本。
『人生を変えるオズの魔法』
名作『オズの魔法使い』から私たちが得られる教訓について解説してくれている本で、今年の2月、私をラジオから元気にしてくれるハリーさんが翻訳を出してくれた。
そこに書いてあったことば。
『世の中を初めて見るかのように見てみよう。』
普段無意識にそこにあるのが”当たり前”になってしまっているもの・こと、すべてがキラキラして、可能性に満ちていると気づくことができる。
消火器の赤い箱
この本を今日の午前中に読了して、いつもお世話になっているイオンに食料品を買いに出かけた。
道で信号待ちをして立ち止まっているときに、目に映るものをまじまじと『初めてみるように』見てみた。
イオンの大きな建物・その建物のうえからしたまで人を運ぶエレベーター・消火器の入った赤いボックス。
これ作った人たち、すごいな。何処からそんな発想が生まれたんだろう。今や当たり前のように街にあふれてしまっていたり、仕組みに組み込まれていたりするけど。すごくない??人間の力ってすごくない?
普段意識しなかった対象に対して、その背景の人を思い浮かべて、なんだか感心してしまった。
パン屋さん
イオンの中に、お気に入りのパン屋さんがある。
米粉のパン屋さん。本当においしい。
実はずっと前から気になってはいたんだけど、
いつもバタバタしていて、気になるパン屋で別会計してまでパンを買う気持ちの余裕もなくて、通り過ぎていた。
このリモート期間に入ってから、毎週パンを買いに行っている。
やはり、さすがに顔を覚えられた。
今日、いつもの玄米もちもちパンを買いに行ったら、いつもいる店員のお兄さんが、『いつもありがとうございます。これおまけで』って、売り物のパウンドケーキをくれた。
『わあ、ありがとうございます!』
『玄米パンがお好きなんですか^^』
『はい!でも米粉食パンも大好きです!』と勢いで言ったら、
『あ、じゃあこれもぜひ』って米粉食パンのスライスまでおまけしてくれようとしたので、
『あ、明日また買いに来るので大丈夫です!!!』と慌ててお断りした。
おまけしてくれたことというか、その心遣いが嬉しいよなって。
心がほっこりして、にやにやしながら帰った。
ちなみに、そのパン屋さんの新商品のバナナブレッドには
『Be happy on rainy day ☺』というシールが貼ってあった。
世界に目を向けてみると、目の前にちっちゃいハッピーと、その裏にあるひとの愛であふれているものだ。
手帳
ハッピーな気持ちで、内省タイムに入った。
私は、目の前の自分の手帳に手を当ててみた。
私の手帳は特別。ずっとほしくて、今年ついに手にしたandu ametの手帳カバーをまとったほぼ日の手帳。
大学4年の時、アディスアベバの工場で実際に作っている職人さんたちを目にし、そこで生地に触れた瞬間の感動はずっと忘れない。
その手帳に手を当てて、エチオピアの職人さんたちに思いを馳せて、ああ、ありがとう。と思う。温かさを感じる。
エチオピアから私のもとに届いた奇跡。
ここにいます。毎日、私を支えてくれています。
そうそう、こうやって目の前は奇跡にあふれている。
つまり、私に、あなたにできないことはない。
『世界(つまり私・あなた自身)を変えるのに、小さすぎる人間なんていない』
いつも元気をくれるハリーさん🌻ありがとうございます。
Love♡
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