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やりたいことができないときの処方箋

やりたいことがたくさんあるのに実行することができない。なぜ、やりたいことなのに実行できないのか。ぼく自身がまさにそういう状況だからこそ、きちんと整理したいなと思いました。

原因①_実行するための時間がない
そう、ぼくたちには時間がありません。時間がないから、やりたいことができないんです。正確に言うと「やりたいことに割く時間の優先順位があがらない」のが原因です。やりたいことより仕事。やりたいことより食事。やりたいことより睡眠。やりたいことよりスマホで遊ぶ。日常にはやりたいことよりやりたいことがたくさんあるわけです。

原因②_実行するためのお金がない
やりたいことをやるためにはお金がかかる場合はあります。時間と同様で限りあるお金を何にいくら使うか、という予算組みでやりたいことの優先順位が下がります。やりたいことなのに優先順位があがりません。不思議です。

原因③_実行するための技術がない
やりたいことをやるためには技術が必要な場合もあります。やりたいけれど技術がないからやらない、やれないということもあります。

原因④_行動するための衝動がない
原因①〜③は、この原因④が原因です。そう、ぼくらにはやりたいことをやるために必要な衝動がないんです。だから時間を割けないし、お金を割けないわけです。法隆寺の改修で活躍した宮大工の西岡常一は「一番大事なのは執念」だと(たしか)言っていました。なぜ、技術的には圧倒的に劣る昔の職人がいまでも残るような木造建造物をつくれたかというと、執念で技術をカバーしていたわけです。そうです、執念は技術を凌駕します。

しょう どう 【衝動】(名)スル
①強く心をつき動かすこと。また、そのように働きかける力。ショック。
(スーパー大辞林3.0より)

解決策は「〆切り」一択
では、どう衝動を高めるか。ぼくの結論としては「〆切り設定する」です。宮崎駿さんも「制作のエネルギーは〆切りだ」と映画づくりのドキュメンタリーで言っていました。〆切りがあるから手が動く、決断できる、リソース配分の優先順位が上がるわけです。ただし、〆切りは自分の中だけで決めても効力が薄いので、SNSで言い切ってしまう、場所を抑えてしまう、人を呼んでしまう、など人に迷惑が掛かる状況をつくる必要があります。さぁ、いますぐ〆切りを設定しましょう。〆切りを設定する衝動すらないならもうやりたいことをやることを諦めましょう。

最後に
〆切りが持つ力は絶大ですが、約束を破ることになれてしまうと、この方法は二度と使えなくなります。なので、設定した〆切りを絶対に破らないことが大事です。ぼくは、〆切りを破ることに慣れてしまったので、もう、〆切り技は使えません。だから、ぼくは二度とやりたいことができません。残念です。ぼくのような思いをしてもらいたくないので、ぜひ、みなさんは頑張ってください。おわり。

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