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流星の詩



沈んでゆく

身体の中の

静かなほとぼり

留めた僅かな煌めきは

やがて星くずとなって

思い出になるの


にくむ心も

やさしい心だったの

美しい心に

悪魔が手をつけて

毒りんごにしたの


最後はきっと

同じ場所へ

醜いわたしも

君のもとへ



茶埜子尋子

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