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不安と上手くつきあう方法

私はどんな困難も楽しそうにポジティブに乗り越えていけそうなイメージを持たれやすい。

答えは…
そんな訳ないやん!である

いつでもポジティブでおもろい事言って人笑かしてるだけでもないし、元気な訳でもない。
今なんて最高潮に体しんどいし、イライラするしネガティブで不安だらけの中、生活をしている。

不登校の子どもを育てていて、不安がない訳がないのだ。今月なんてめっちゃ息子引きこもってるやん。不安なんて山の如しだわ。不安言い出したらきりがないからね。絶対なくならないもんだと思っている。

若い頃の私は、とても不安が強くてよく悩んでいた。突然のトラブルにめちゃくちゃ弱いので、頑張って念入りに準備をしていた。「私失敗しなので」で有名な大門未知子並みの完璧さを目標にしていた。失敗しても大丈夫なように、本番で緊張しないように、完璧にこなせるように常に努力をしていた。

息子が産まれてからも、必死になって努力した。凸凹な子どもとわかってからは更に努力をした。息子を通常級に入れるまでも、幼稚園時代にたくさん療育に連れて行っていた。小学校に入学してからも、学校の担任に、協力してもらえる様に毎年サポートブックを作ったり、勉強のサポートも家庭で頑張っていた。

不登校になる可能性を秘めている子どもと思っていたので、息子が元気に登校している低学年の段階から、不登校についての勉強会にも足を運んでいた。

準備万端のはずだった。
ある程度の知識もあると思っていた。なんとかなるだろうとも思っていた。
相談先も確保していた。息子には学校以外の居場所だって確保していた。

それでも、どんだけ準備をしていても、不登校になる時はなるんだと私はとことん思い知った。
そして、どんだけ事前に勉強していても、不登校になってから体験して学ぶことの方がはるかに多かった。

でもね…それでも知識があったおかげで、焦らずにはすんだ。相談先も確保していた為、辛い時に聞いてもらえる場所があった為に、なんとか笑うこともできたのだった。

たまたま息子が不登校になる前から、noteを書いていた為、自分の辛い気持ちを吐き出せる場所もあった。スタエフでもべらべら喋っていたお陰で、しょうもない話をして楽しむこともできたのだった。

不安はこれからもなくなることはない。
どれだけ気をつけていても、準備をしていても、突然のトラブルなんかもやってくる。
予測不可能なことは起きるのだ。

もうこれは、仕方がないことなんだわって思った瞬間に、完璧を目指すのはやめた。成功を目指すより、失敗の数を増やしていく方を目標にした。計画を立てて行動するより、臨機応変に行動をして、何が起こるかわからないサプライズを楽しむことにした。

ただ、ある程度の知識は必要だとは思うから、もちろん勉強はするんだけど、昔ほど必死ではない。息子が幼稚園の頃なんて、勉強会に行きまくっていたように思う。少々無理をしてでも、不安が勝ってしまい足を運んでいた。でも、今はそんな先々の未来を、闇雲に不安がるよりも、今に集中しているのもあり、今私にとって必要なことはなんなのか?を見極めて勉強会に参加している。

行きたい勉強会は山ほどあるんだけど、あまり行き過ぎると容量オーバーになってしまうのよね。あと、相談先も沢山あればいいんだろうとも思うんだけどね。「あそこ行けば、ここ行けば…」と色々提案してくれるんだけどね。これもまた人と会い過ぎるのも疲れるのよ。相談しに行って波長の合わない人だったりすると、逆にストレスがお土産になる場合もあるのよね。

とにかく私は決して人よりも不安が少ないタイプではない。
不安は大きく怖がりだと思う。本を読んだり勉強会に足を運ぶのも不安だから、知識をつけたくてしているだけだ。相談先を沢山確保しているのも、悩んだときに聞いてもらえる人が多いと助かるからだ。 

ただそれだけの話なのだ。

不安はなくならない。怖いけど、怖がると余計に大きくなっちゃう。何が不安なのかをちゃんと知って、向き合って、わからないことは人に聞いたり、勉強会に足運んでみたりでいい。後は、考えてもどうしようもない不安は一旦脇に置いて、とりあえず今を楽しむのでいいんじゃないかな?と思っている。

真面目に向き合える日もあれば、向き合わない日があってもいいし、ただひたすらボーっとするでも、しょうもない話を誰かと話して気を紛らわす日があってもいい。そうやって楽しく過ごしてると、不安はなくならないけど、目立たなくなる日もあるからね。忘れちゃうことだってある。

まぁそんな感じで日々を過ごしていたら、今日息子がデイの先生の車に乗って、「行ってきまぁ~す」だってさ(笑)
ず~っと引きこもってたのに、突然行くやん。

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