法学部政治学科なのに?

法律的な記事を書いてしまったのでついでに。

自分は法政大学の法学部政治学科を卒業した。

法学部というと、六法全書は必須のように思われるだろうし、実際本を購入しないといけない授業もあったのだけど、結局一度も六法全書を手にすることはなかった。

大学へは、上京してバンドをやるために行ったようなもんだから、毎日大学には通っていたけど授業には殆ど出ず、ずっとサークル(大学時代所属していたバンドサークル)の集合場所にいた。

授業は基本出席しなくても単位が取れそうな授業を、シラバスを熟読して選んでた記憶。年に数回しか出席していない授業もたくさんあった。

今思えば、親が出してくれた塾や中高、大学の授業料、大学の入学金を無駄にしたのかもしれないし、政治は子供の頃から好きだったのでちゃんと勉強しておけば、、、と後悔はするけれど、それも含めて今がある。法律に関しては今のほうが職業的に詳しい。政治についてもその後興味を持って色々な書籍を読んだ。主に地方自治。政治については特にここでは言及しない。

ちゃんと今は親への恩返しはしてるとは思うのだけど、どうだろうか。

大学生としての生活は割とうまいことやってたつもりだったけど、バンド活動が活発になりすぎた(週2でオリジナルバンドの方のスタジオ練習、毎日のようにサークルのコピバン練習が複数回とびとびで数時間、週6でコンビニ夜勤、月2回以上のライブ)結果、4年生のときに一つだけ単位が取れず(一般教養で本来なら1年生のときに取っておくべきやつ。)、留年した。

哲学の授業だったのだけど、よくあるシーン的に、「教授に泣きついて・・・」みたいなのはできなかった。なぜなら教授の名前も顔も知らなかったから。。。。試験も、問題の意味も全くわからず、自分哲学みたいなのを試験用紙の裏面までびっしりと書きなぐった上で普通に落とされた笑。ドラマみたいな展開は実際にはありえない。

そんなこんなで5年目でようやく卒業したけれど、最終年も可能な限りの数の授業を選択して、ほとんど授業には出席せずなんとかって感じ。もし学生の方がこれをみてるなら、反面教師にしていただきたい。

大学時代は一度も実家に帰らなかったのだけど、その後たまに帰るようになった(帰れるようになった。金銭的に)のだけど、本当に大学卒業したのかを問い詰められるようになった。バンドやバイトで忙しかったのもあるけど、卒業式出てなかったので卒業証書を受け取っていなかったのが理由。

その10年弱位あとだろうか。母が直接大学に問い合わせて請求したらしく、郵送で大学の卒業証書が送られてきた(そんなことができるのも知らなかったけれども)。そこまで息子を信じられんかと思いつつも、本当に心配してくれてたんだなぁって思った。大学に行かせることは父は反対だったみたいで(これも金銭的に)、母が無理やり押し通してくれたみたいだから。受験するのにもお金がかかるけど7つも受けさせてくれた。早稲田だけ記念受験して落ちたけどほかは全部うかった。

どうでも良い思い出話になったけど、法学部で六法全書を一度も手にしたことがない(実際には大学の本屋で手にとったことはあるけど結局買わなかった)ということが書きたかっただけの無駄なnoteでした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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