Z世代ギャルと映画「PERFECT DAYS」
この世界にはたくさんの世界がある。
つながっているようで
つながっていない世界がある。
映画「PERFECT DAYS」
社会人3年目に突入早々体調を崩した。
半袖で寝てしまい冷えた時の風邪か、
はしかワクチンの副作用か。
金曜日はただでさえ
体調のコンディションが悪く
座っているのも苦痛だったのに、
「最近ミスが多いがどうなっているんだ」
という他部署からのクレームを上司伝いで受け、
不貞腐れて
在宅に切り替えます(=家で寝ます)と言って
本当に16時から家で寝ていた。
転勤しなければ残り35年
この会社で働くわけだから、
お局にならないように
若いうちから適度にガス抜きとして
言いたいこと言わせてもらって
帰りたい時に帰らせてもらえないと
こちらのメンタルが
終わってしまう。
この土日は2日とも花見をしていた。
川面すれすれに咲いている
桜を見るのが好きだ。
桜は川面に反射する日差しを求めて
下へ下へと伸びて咲く。
少しでも明るい所を求めて
必死に咲いたからだとは気づかずに
私たちは、
川面に向かう桜を
綺麗な光景だと昇華する。
最近嬉しかったのは、
ラランド単独ライブ@福岡
宇多田ヒカルライブ@さいたまスーパーアリーナ
の2つに当選したこと。
ラランドは生活必需品のような存在で、
サーヤさんが仕事を頑張ってると
自分も頑張りたいと思える。
綺麗で、面白くて、仕事が出来る
3つ上のカリスマ姉さん的存在として、
メディアの第一線で働き続けてくれることは、
同世代のファンからすると何よりの活力。
ありがとう、サーヤさん。
そして宇多田ヒカルは
小1(6歳)の頃から口ずさんでおり、
なぜ音楽発表会の合唱曲が「Flaver Of Life」ではなく「くじらぐも」なのかと不満に思っていた記憶がある。※「くじらぐも」は「くじらぐも」で名曲である。
25歳になって初めて宇多田ヒカルと会える。
どんな声で、何を歌ってくれるんだろう、
楽しみすぎる。
「誰かの願いが叶うころ」が聴けたら
泣いちゃうんだろうな。
親友から強く勧められて
役所広司主演の映画「PERFECT DAYS」を観た。
映画のキャッチコピーは
「こんなふうに生きていけたなら」。
まるで僧侶のように
足るを知っている生き様をした、
トイレ清掃員の男の数日間が描かれている。
私は、港区エンタメ企業勤務、月1ネイル、土日はアフヌン、カラコン着色直径14.5の足るを知らない女だが、感動した(本当に)。
まだ若いから平山を見て、
「こんなふうに生きていけたなら」
とまでは思わないけど、
「こう生きてもいい」
というモデルケースを
提示された気がした。
映画を観終えたときは
身体の力が抜けていく
ヒーリング効果のあった。
今まで観た映画の中で
最もノンフィクションに近い
フィクションだった。
そして、
最も好きだった身内である
祖父のことを思い出した。
「欲は持ってはならない」と
幼い孫である私に言い聞かせていた祖父。
なぜ欲を持ってはならないのか と
聞きたくなる年頃に私がなった時には
往生してしまっていた。
祖父は、
私に小さな幸せを日々感じながら
生きて欲しかったのだと思う。
裕福ではない家で生まれ
進学を譲った兄や弟が
東京で出世していく中、
自らは田舎を出ることも無く
地元の中小企業に勤めていた祖父は、
手に入れたかったものを数えるより、
身の回りの成功を僻むより、
目の前にある
小さな幸せを感じて生きていた
と私は思っている。
でも私は
幼い頃からずっと希死念慮があるので
何か悲しい出来事があると今でも、
大学の一人暮らしの部屋で
ひっそりと死んでいればよかった、
死にそびれたから今こんなことが起きている
と思うことがある。
先日、
1dayコンタクトを2weekつけた時にみたら
横浜流星に似てる彼氏に
「なんで生きるんだと思う?」と
哲学的な問いを投げた際に、
「それが分からないから、
知るために生きてるんじゃない?」と言われた。
そしてすぐに加藤純一の
ポケモン実況動画を見ていた。
希死念慮の欠片もないこの男に
本当に本当に、助けられている。
「てか俺も死にたいわ」とか言われても
ただの共依存で地獄なので
常に死にたいのはこちら1人で十分。
そろそろ結婚したくなってきた。
人生に今以上のプラスの変化があるとしたら
私にはもう、結婚しかないかも。
生まれて初めて結婚願望がある。
結婚した先で
2人の人生がどうなるのか、
とても興味が湧いている。
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