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【果たして】洋服のリメイクって1回やってみたいですよね。

企画説明

どうも、AAaa(ああああ)と申します。漆黒の中から失礼しております。
※マスクは撮影時のみ外しています。

今日は、私が今着用しているこのジャケットについて、話をしたいと思います。そもそもこのジャケットとの出会いは、今から数年ま……え?
見えないですか?そりゃそうですね、ただの夜空の写真ですもの。

他人を舐めた冗談はさておき、

こちら、F2というフランス軍のミリタリージャケットです。
数年前、マジ軍のデッドストック(新品のまま倉庫等に保管されていたもの、新古品)が欲しくなり、確かAmazonで3、4,000円程で購入したものです。

首元のタグにはBAIS(シュヴァルツ?)1985とあったので、おそらく1985年製ということだと思います。新古品ですが、かなり状態が良く、ほぼノーダメージ。

鮮やか過ぎず、渋過ぎないオリーブカラーが絶妙で、春秋の羽織から冬のミドルアウターとして活躍してくれてたんですが、一つ重要な問題が発生しています。

飽きるんです、洋服って。眺めてるだけで、笑みがこぼれるほど好きだった服も大抵いずれは飽きます。

じゃあ、飽きたらどうするか、手放すかアレンジするしかないんです。
昨今は、1970年代ファッションY2K(2000年代)ファッションのリバイバル、さらにはサスティナブルの動きも相まって、世の中で古着需要がかなり高まっています。古着需要の高まりとともに人気なのが、古着リメイクです。いくら、ファッションがリバイバルするものとはいえ、当時と今の流行は完全には一致しません。リメイクはそのギャップを埋める手段の一つです。
加えて、古着やデッドストックは現行品では無いため、ただでさえ、人と被りづらいです。リメイクはそこにアレンジを加えて、唯一無二のアイテムを生み出す手法でもあります。
個性が、多様性が求められる時代に、これ以上ないほどうってつけという訳です。

やいのやいの言ってきましたが、どうせみんなここに興味はねーんだ。早速リメイクしていきたいと思います!

※筆者は特段技術や知識があるわけでは無いので、これから起こることは基本、勘とインターネット検索のハーフ&ハーフです。

リメイク内容

さて、今回やる作業は以下の二つ!

まず、このジャケット、デザインがめちゃくちゃかっこいい。ミリタリーではありますが、テーラードジャケットのようなラペルに、スリムなシルエットはどこか上品さすらあります。

オールブラックに合わせると手軽にかっこよくなる。

ですが、ミリタリーらしい色味や武骨さはそのままなので、これをコーディネートに入れるだけでだいぶ(コーデ的に)ガッシリした印象になります。

堅牢且つ男性的な着こなしがしたいときにはぴったりですが、もう少し柔らかなニュアンスがあった方が、単体でのバランスが取りやすくなり、より使いやすい。そのため、ゆるさ抜けた雰囲気を足していきます。

①パーツを減らす!

まず、このジャケットのミリタリー特有のパーツを少し減らしていきます。

F2ジャケットには、画像のようなマジックテープ(正式名称は面ファスナーだぁ!?うるせぇ!伝わる知名度を獲得してから言え!!)のパーツが使用されています。おそらく、軍隊が使用する何かしらを付けたり、固定したりするパーツでしょう。正直よく知りません。もちろんこのディテールがお好きな方もいらっしゃるでしょうが、

外します。裏から縫い糸を切るだけで簡単に外せました。裁縫の授業で補講を受けた人間でも安心です。

次に、

この裾を切り落とします。

このジャケットは裾のサイドがゴム仕様になっています。おそらく幅広い体型に対応するための仕様と思われますが、これにより裾がキュッと締まったシルエットになっています。このシルエットも可愛い(ボタンを開けて着用した時、胸元がX字型に開く感じとか)ですが、今回はゆるさをプラスするため、

斬(ざん)!!!
※『週刊少年ジャンプ』2006年34号-52号

完了しました。こちらも、裾のステッチに沿ってハサミを入れていくだけだったので、とても簡単でした。

このようにゴムで抑えられていた裾部分が解放されたことにより、気持ちサイズ感もゆったりしたと思います。
ただ、これにより、裾が切りっぱなしになり、触れても無いのに勝手に壊れます。パソコンの不調かよ。

なお、このジャケットにはエポレット(肩章やバッグ等のストラップを固定するために使用されるパーツ)がついており、これもかなりミリタリー感が強いので外そうかと思ったんですが、袖ごと折り込まれて縫われており、そのままにするか袖ごと捥ぐか、アルプス一万尺したところ、そのままに決定いたしました。

②色を抜く!

ここからは脱色をしていきます。
(服の色ぜんぶ抜く大作戦て書こうとして、踏み止まった理性の番人です。よろしくどうぞ。)

実際、黒等ダークトーンのコーディネートの中に、明るい色をが入ることで、キュッと締まったような印象からやや柔らかな、力の抜けたような雰囲気にすることができます。(明るい色=膨張色のため、フンワリした印象になるのもあると思います。)

イメージとしてはこんな感じ
https://zozo.jp/shop/bminglifestore/goods-sale/66600888/?did=109651315 より引用

そのため、

衣料用漂白剤を、直接ジャケットにかけていきます。
こういった衣料用漂白剤は、洋服を脱色リメイクする際の定番で、ただ、色を抜くだけでなく、Tie(縛って)dye(染める)柄を付けることもできます。方法等はご自分で調べてください。

※正しい使用方法ではない上に、使い方によっては危険なため、参考にされる場合は自己責任でお願いいたします。

家にあったゴミ箱にジャケットを入れ、上から漂白剤をかけていきます。

なお、この写真を撮影した時、なぜかジャケットが料理判定されていました。のり弁だと思った?

さて、ガバガバ目立てにより、漂白剤が全然足りなかったため、お湯を足して水かさを増やし、全体が浸かるようにします。
そして、

履いてたスリッパが漂白剤にやられていました。
対ディアボロ戦のポルナレフみたいでかっこいい。
数滴垂れただけでこの威力なので、効果のほどが実感できます。

ちなみにジャケットは脱色後、洗濯をして、現在乾燥中です。もう少々お待ちください。

すみません。スプラトゥーン3やってたら4時間経っていました。
それでは、お待ちかねの脱色結果がこちらです!


すみません、見間違いかと思いたくて、一スクロール足してみたんですが、ダメでした。

全っ然茶色くない!?!?
なんなら元より土臭い色になってない?!?!


つってね。知ってた。だって脱色後に洗濯機に入れて乾かしてるんだもの。
「濡れててちょっと色が濃く見えてるのかな?」じゃ済まない黄土色はもう4時間前に目撃してるんだ。

原因として、

元の素材とか素材の混率とか分からないので、特定はできませんが、おそらくこれらの要素に因る結果です。

ちなみに「脱色時間が短いのでは?」「漂白剤の量が少ないんじゃない?」と思われた左利きの方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は、上の工程を一通りしたあと、あまりの脱色できてなさから、漂白剤の量を増やし、水で希釈せず直がけした上で2時間放置しましたが、一切色が抜けなかったので、現状が衣料用漂白剤脱色の限界と思われます。

……で、どうしようかねぇ。

モノトーンにしたら、黒寄りだもんね。へへっ、参ったねこりゃ。


以上!このnoteはAAaa(ああああ)の提供でお送りしました。

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