永峰佳久 経過報告
自分の新しい人格を作ってみるという試みを始めて五日が経った。今回はその途中経過を書いていく。
元々の記事を読んでいないと話がわからないと思うので、もし興味がある方は上のリンクから飛んで読んでいただけると嬉しくて、俺が喜ぶ。
本題に入ろう。
3月30日にスタートしたこの試みだが、基本的に運用するSNSと普段書くnoteが増えただけなので時間的な負担はほとんどない。
むしろ、今までは恥ずかしくて出来なかった食べ物の写真をSNSに載せる、ハッシュタグを多用するなどの行為をこの実験に託けて出来るのが楽しくなってきている。また掲載する内容を自分の行動に限定しているため、普段から行っている自炊に「SNSへの投稿」というワンアクション加わったことがただの家事にメリハリを与えてくれるので、家事も楽しく続けられそうな気がしている。いいことづくめだな。
ここまで書いてSNSを楽しく利用している人なら当たり前のことをさも発見者のような口ぶりで話しているだけだと気づいた。時代遅れのコロンブスとは俺のことよ。
話を戻そう。この実験を始める理由となった精神への変化だが、特に自分の中に永峰佳久としての自我が芽生えたなんてことは起きていない。
ただ、この生活を始めて一個だけ俺の感情に影響があった。
それは「永峰佳久」に対する嫉妬である。
こいつは俺だ。俺の生活を切り取ったひと時の中でしか息をしていない。
なのにこいつは俺よりSNSやnoteで反応をもらっている。
俺が今までわりと長い時間かけて考えて書いた長い文章を30分で作った料理の写真とものの一分で書いた日記がリアクション量で飛び越えていく。
もちろんそこには単に俺の文章がつまらないという理由もあるだろう。しかしハッシュタグによって検索にかかりやすいことや写真というビジュアル面でのアプローチは非常に効果的であると感じるには充分な五日間だった。
今後もこの生活は続けていく。経過報告もちょくちょく書こうと思う。
普通のnoteも思いついたら書こう。
今年度の目標は「沢山書く」だ。
こうして書いている間に今日の「永峰佳久」に三つもスキが付いていた。果たしてこのnoteはそれを越えられるのだろうか。