【雑感】ギラヴァンツ北九州vsジェフ千葉（2020.08.29）

　こんにちは、ちゃまんじゅうです。

 　第15節 vsジェフユナイテッド市原・千葉（以下千葉）戦の雑感です。

　千葉は失点が少なく、フィジカル的にもかなり強いイメージがあります。一方FWの川又選手が負傷ということで攻撃面では少し痛い状況かと思いましたが、結果は3-2（北九州が勝利）と、点を取りあう展開となりました。

雑感

・前半は早い時間に失点してしまう展開。小林監督の試合後コメントの通り、前半は中央を狙いすぎてインターセプトからピンチに陥る展開が多かった。中央を使って相手を寄せてサイドを狙う、という狙いはチームとしてあったようですが、千葉は最初4-3-3気味（CBに降りる弘堅に右SHが寄せて２列目は中央を締める）の守備だったので、シンプルにサイド使っても良かったと思います。

・相手の守備方法等を確認する時間帯でそのまま失点してしまったのが痛かったですが、きちっと給水タイムで修正したのが流石。千葉も１点とった後は後ろに引き気味で4-4-2のブロックを敷いてきましたが、こうなると俄然北九州がボールを回し始めます。

・１点目はクロスのこぼれ球を永田→大吾へ繋ぎ、ポスト横から入ってくるミドルシュート。11節の金沢戦と同じような軌道で、キーパーもノーチャンスのスーパーゴールでした。

・２点目は右サイドで福森からＰＡ内の町野へグラウンダーのパス→こぼれた所を新垣が走りこんでシュート。千葉の選手が倒れたので両チーム少し足を止めてしまったシーンでしたが、最後まで集中力を切らさず素晴らしいゴールでした。新垣は大宮戦の初ゴール以降、積極性が増してきましたね。

・３点目は最終ラインの岡村から裏をねらったパス→ディサロが抜け出してワンタッチでゴール。相手SBが上がってきたギラヴァンツのSBに釣られ、出来たスペースに素晴らしいパスと素晴らしいゴール。スカウティングで狙い目だったことが試合後インタビューで話されていましたが、見事狙い通り仕留めました。ディサロは時間もコースも無い状態で、凄く落ち着いています。

・一方後半は追う千葉のペースにのまれ気味になる展開。失点時のPKはちょっと厳しいジャッジかなと思いますが、PA内で不用意な守備になってしまいました。とはいえ圧倒的な高さの差がある中、永井の奮闘もあって1点差を守りきり、９連勝となりました。

・今節感じたのは千葉の個の強さ。身長ももちろんですが、前線がプレスに行っても剥がされて後ろが大変になったり、２トップへの浮いたボールもいつもより収まらなかったりと、ギラヴァンツの選手も苦労しているように見えました。

・身長差については、終盤のパワープレイ時はロングボールを悉く納められ、セットプレーも危ないシーン多数。河野・生駒といった長身CBがメンバー争いに入ってくることを期待したいです。終盤最終ラインに長身プレイヤーを入れて村松をCHに移す、なんてオプションも取れるようになると思います。

まとめ

　9連勝しても首位じゃない・・・だと・・・！？

　次節はアウェー栃木戦。リーグ最少得点&最小失点で中位につける凄いチーム。次も頑張りましょう！