POSIWILL(スタートアップ )に入社して2年の振り返り。
今月でPOSIWILLに入社して早いもので2年が経った。
2年前病気で療養生活していた私は、人生で1番の挫折期を過ごし、「もうこれ以上失うものは何もない」と奮起して、「どうせなら人生を賭けるほどやりたいと思える事業を」と考え、POSIWILL CAREER(旧:ゲキサポ)立ち上げのため、ポジウィル初期メンバーとしてジョイン。
そこから2年前の自分では想像もできなかった激動の日々を過ごした。そして、少しだけ強くなったと思う。
ありがたいことに先日Skyland Venturesの木下さん(@kinoshitay)にお声がけいただいてpodcastを録ったり、事業の立ち上げから今に至るまでの話を掘り下げていただいた。
そこで木下さんからいただいた大枠の質問は以下3つ。
・なんで元々SNS苦手だったのにそんなにTwitter頑張れた?
・入社して3ヶ月くらいで事業全体を見てと言われてなぜ覚悟決められた?
・事業全体を見ることから今のポジションチェンジするときの気持ちって?
ずっと同じ環境で日々走っていると、これまでやってきたことが当然のように感じて、「なんで頑張れたの?」と言われても、「同じ状況だったら、みんなやってますよ〜」と流しがちだったけれど、改めてちゃんと振り返ることにした。
まず一つ目の質問について。
・なんで元々SNS苦手だったのにそんなにTwitter頑張れた?
元々SNSをやってみたいという気持ちはあったけれど、苦手意識があった。
Instagramはまず写真を撮るのが圧倒的に下手。
また、写真を撮られることも苦手で、緊張して顔は引きつるし、未だにどうすれば写真が映えるのかよく分からない。
Twitterも最初は「意識高い」などと言われることが嫌で、始めることが怖かった。
そんな私がなぜTwitterをある程度、伸ばせたのかの記事はこちらまで。
上記のような感じだったので、「だれでも毎日コツコツやればいけます!」と答えていたのだが、木下さんに「SNS苦手で本当に1万人までやりきる人は少ない」とアッサリ返されたので、やっぱりこれも改めて考え直すことにした。(笑)
・自分の個人的欲求と事業を純粋に知ってほしいという欲求が完全一致
・仕事の一部として「やることが当たり前化」していた
振り返ってみると、自分が思っていた以上に「自分=事業」とリンクしており、「自分の発信を認知=事業の認知拡大」とを重ね合わせ、Twitterを自分の仕事の一部として習慣化できていたことが大きかったのだと再認識した。
これが完全に個人的趣味のアカウントだったり、事業を伸ばすためという絶対的に逃げられない目標がなければ、ここまで頑張れていたかは分からない。
SNSは圧倒的に事業を伸ばすうえでアドバンテージになるのでやらない理由がないと思っているし、最初からできなくても恥ずかしがらずに打席に立ち続けることは大事だなと振り返って感じている。
二つ目の質問について。
・入社して3ヶ月くらいで事業全体を見てと言われてなぜ覚悟決められた?
これも大きなきっかけはあった。
2019年秋。ジョインして3ヶ月経った頃。
当時地元大阪と東京を行き来し、フワフワと働いていた私に
「事業を伸ばす覚悟がないなら、大阪に帰れば?」とピシャリと代表金井(@meiem326)に言われた。
その頃大阪で家庭も持っていた私は、「死ぬ時に後悔しない選択はどちらか」みたいなことを頭の中でグルグルと考えて、結局事業を選んだ。
退路を断ったので、前に進むしかなかったから、事業全体の業績を背負うことの重さすらも考える暇がなくて、とにかく目の前のことを必死にやり続けたというところが本音だ。
なぜ覚悟を決められたか。でいくと
目の前の大きな機会に前のめりで選び、また逃げ場を作らなかったことにあると思う。(ここぞと言う時に退路を断ち切れる人は少ないように思う。)
そしてそこから資金調達に至るまで、なんとか必死に右肩上がりで事業を伸ばし続けることでメンタルブレイクしやすかった自分のハートも少しずつ強くなり、今の土台となるような胆力が身についたタイミングだったと振り返って思う。
一連の詳細はこちらにて。
三つ目の質問について。
・事業全体を見ることから今のポジションチェンジするときの気持ちって?
カルチャーフィット<スキルフィットな採用を重視していたことや当時はMission-Valueもなかったことから社内の共通言語もなく、それによって衝突も増え、退職者が相次ぐ事態も発生した。(今はMVも浸透しており、こういった問題は起こっていない。)
それと同時に自分は感覚的に仕事を進めるタイプで、かつ自分で言うのもおこがましいけれど、常人じゃ理解できないくらいの「行動量と突破力が強み」である一方、仕事を仕組み化し、誰かに伝えることを昔から苦手としていた。
それまでは阿吽の呼吸でなんとなくうまくやれていたことも、人数が増え組織が大きくなってくるとそうもいかなくなってくる。
組織化が必要なフェーズで、自分が事業の全体を見ることが本当にいいのか?
こういった事も代表は向き合ってくれ、話しあった。
会社のフェーズが変われば個人に求められることも変化するし、役割やポジションに執着せず、自分のリソースをどこに充てることが最も事業を伸ばせるか、そういうことを向き合って乗り越えたのが2020年11月だった。
今となっては「事業全体を見る」から組織の特攻隊長のような役割を果たすことが増え、事業全体の業績を牽引しながら、新しい事業や新しい取り組みを始める際の仕掛け人としても活動している。それが今の面白さであり、やりがいだ。
自分の価値を役職やポジションに求めるのではなく、自分がどうありたいかと事業拡大にリンクさせること、事業を主語で考えること。
そういうことを学べたきっかけになったし、立ち上げの激動の日々をなんとか生き抜き、ご機嫌に生き延びている私なりの生存戦略なのでは‥とも思う。
そして木下さんと話をしていて改めて、代表でもなんでもない一個人の私が、純粋に事業の価値と代表を信じて、自分と事業を重ね踏ん張れたプロセスに価値があったのか、、、と今更ながら気づいた。(ので良き機会をいただきありがとうございました!)
とはいえ、「これまで大変だったんだよ〜」と過去の武勇伝にしがみつくような格好悪い大人にもなりたくないので、これからも自分をアップデートしていきたい。
そして今も続々とメンバーは増え、次なるステージに向けて、それぞれが持ち味を生かし、当事者意識を持ってご機嫌に働く人が多いことも弊社の強みだ。(積極採用中です!こちらからどうぞ!)
いよいよ来月から私はジョインして3年目に突入、POSIWILLは創業から5期目に入る。
事業の成長に応じて、自身も変化していけるよう、ご機嫌に頑張りたいと思う今日このごろ。
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