ひと足早くオンライン会議を導入したワケ

こういう世の中になって、どこもかしこもオンライン会議をやるようになっています。そういえば、オンライン飲み会というのもありましたね。当初からそこまでして飲み会やるかと思っていましたが、最近はあまり話題を聞きません。今もやっているひといるのかなぁ…。

ちょっと横道に逸れましたが、こういう世の中になるちょっと前に、私は仕事でいち早くオンライン会議を導入したことがあります。

当時は…というか、今でも私はデジタル関係に強いわけではなく、どちらかというとリアルに話すほうが好みではある中で、なぜオンライン会議を導入したかというと…誰も得しない会議をさらっと終わらせたかったからです。

私が担当したその会議は数年に1度、こちらも先方もお偉方が出席する会議なのですが、儀式的・形式的で、もはや開催する意味も疑うなんともお役所的だと個人的には思うものの、下っ端の私がそんなこと言えるはずも無く、どうにか省エネで終わらせたい想いがありました。
お互いの面子を保つだけの会議、しかも、会場の往復に2時間かかる。参加者のためにも、そして、担当する自分のためにもうまい方法ないかなと思っていました。

そんな時に移動時間をなくすオンラインでの会議を思いつき、先方に提案したところ、ネット時代の新しい会議だと言われ、私の本心を隠したままにノリノリで実施することができました。

まさか時代を先取るとは当時は思いませんでしたが、最近になって、この会議が再び開催されるにあたり、先見の明がありましたねと私の後任が謎に褒められたそうです(笑)

若干自慢話みたいになってしまいましたが、Facebookの立ち上げみたいに先進的なことの動機は意外と不純なものなのかもしれないなぁとぼんやりと思った今日この頃です。

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