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②家族との時間を作って欲しい

働いてる時間も同じ
営業している時間も同じ

でも育児の時間も
睡眠時間も
家事の時間も

全くもって不公平でした。


もちろん(元)夫の方が
業者との打ち合わせだったり
金融機関での打ち合わせだったり

忙しいことや
忙しい大きさが違うのは理解していましたが


バイトの指導もバイトの募集も
人を集めるのも集客は
ほとんどわたしが行っていました。

それに対して
文句を言うつもりは
もともとありません。


わたしの1番の不満は

『家族との時間を作ろうとしないところ』

でした。



睡眠時間の差も大きいし
たまには同じ時間に起きて
同じ時間に朝ごはんを食べて

公園に行く、でもいい。
子供との時間を
作らないことに不満。


それを全て伝えた結果



『じゃあ昼食をみんなで外食にする』


という判断になった(元)夫。


それもなんか違うような気もするが
少し早めに起きてくれるなら、、、


そう思うようにしました。


わたしの仕事復帰

しばらく一緒に仕事をすると
意見の食い違いや
(元)夫のだらし無さが目立ち
わたしが口出しをしてしまったり
喧嘩をすることも増えました。

その状態が良くないと感じたわたしは


ある程度バイトの子たちも
任せられるようになりましたし、
わたしがお店に入ることは
本当に人手が足りない時だけにしました。

わたしは
息子との時間の方が
やっぱり大事。

夜も息子と一緒に寝てあげたい。


夜中まで更衣室で寝かせることが
どうしても嫌だったわたしは

お店の手伝いに入る時は

知人がやっていた
夜中も見てくれる託児所に
預けることが多くなりました。
そこでは、きちんと布団を敷いて
寝かせてくれるので安心でした。


しかし、夜中の1時に店が閉店し
当時お金のないわたしたちは
車は1台のみ所有。
わたしが一人暮らしの時から使っている車です。

終電もなく、帰るあしのない(元)夫を
迎えに行くのはわたしでした。


夜中に寝ている息子を
チャイルドシートに乗せて
30分ほどかけて店に迎えに行き
帰りも運転する。


そんな毎日が続いていました。



息子を(元)夫に預ける日

当時、わたしは講師業を休業していましたが
仕事依頼が来ることも増え
月に1.2回ほど仕事復帰することがあり

どの日も午前〜お昼までなので
その間はお店もまだ開けていないので
(元)夫に息子を
みてもらっていました。

息子との時間を作らない(元)夫からしたら
ちょうどいい時間なのかな、
とも思っていましたが


これが
とんでもない間違いだったことに
気付いたのはもう少し先の話。



お店の個室を借りた日


ある日、わたしの講師の仕事で
場所に困っている時

(元)夫が

『お店の個室使っていいよ。』
『その間、息子も俺が店でみてるから』

そう提案してくれて
お店の個室で仕事をする日がありました。

お昼は営業前なので
お客さんもいるわけではありません。


仕事中、息子も近くにいるなら安心だし
と思い、当日個室を借りました。

仕事の休憩に入り

息子のことが大丈夫かな、と
トイレに行くついでに様子を見に行くと

キッチンの方へ
まだまだおぼつかない足取りで
歩いて行くのが見えました。

(キッチンには包丁もあるし、オーブンもあるし、仕込みで火も使ってるだろうし、、、危ない)

と思い、息子を追いかけて
キッチンの中へわたしも駆け寄りました。


キッチンでの光景


すると(元)夫は
わたしの知らないバイトの女の子と
至近距離で鼻の下を伸ばして会話をしています。


その光景を見た瞬間

(ああ、息子を店で見る。って言ったのは、これが理由か)

と心の中で納得。


「ねえ、キッチン危ないから息子はキッチン入れないようにしてよ」


そう言葉を伝えてやっと
わたしの存在に気づいたのか


小さく舌打ちした(元)夫の姿を
わたしは今でも忘れていません。


(元)夫の息子への対応に
不満と不安を感じたわたしは
自分の仕事が終わると


すぐに連れて帰りました。

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