田口 雅典(Masanori Taguchi)

長年のビジネスメディアの制作実績を生かし企業のコンテンツマーケティング内製化支援を行う…

田口 雅典(Masanori Taguchi)

長年のビジネスメディアの制作実績を生かし企業のコンテンツマーケティング内製化支援を行う株式会社MGT代表。内製化支援のエントリーとして、オンラインセミナー動画のコンテンツ化をAIとプロのハイブリッドサービス「ContentsGeneration」を提供しています。

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ContentsGenerationについて

私たちが運営する会社(株式会社MGT)は、20年超メディア事業を通じて発信のサポートをしてきました。その経験を生かして企業のデジタルマーケティング、中でもコンテンツマーケティングの内製化支援を行っています。 ただ、在りたい姿は内製化だとしても、企業の広報・マーケティング部隊が、ゼロから一足飛びにフルパワーの体制を整備できるわけではありません。そんなときにハイブリッド車のモーターのように、サポートチーム代わりに使ってもらえたらと始めたのが「ContentsGeneratio

    • 「マルハラ」と「モーニング娘。」

      「マルハラ」(マルハラスメント)がちょっとした話題になっていますね。「SNSなどで文末に『。』が付いていると、威圧感や冷たさなど、特別な印象を感じる」ということのようです。時代時代の空気感であり、おそらくあっという間に言葉は消費されて、来年の今ごろは「そんなのあったね」という程度のもので、「そうなのか!気をつけなきゃ」とも「『。』が無いのはおかしい!」とも思いません。まあ、SNSは短い文章のやりとりですから、末尾の「。」は無くていいよねとは思います。入力する手間も省けますし。

      • シグナル(フルバージョン)

        (はじめに)※2024年2月1日に全編無料公開にしました! このストーリーは、私が30年ほど前に書いたものです。何台もパソコンが変わってもデータは残り続け、長い間、ふと思い出して読み返したり手を加えたりしてきました。noteを始めたのをきっかけに投稿することにしました。今回リリースするに当たり、改めて読み返して手を入れ、時間の経過を感じる表現に出会ったり、最初に書いた時の気持ちを思い出したりして発見が多い時間でした。30年前の自分とは親子ほどのジェネレーションギャップがありま

        • 【急募】ビジネスメディアで執筆経験のある方、編集経験のある方(完全在宅可、年齢・性別不問)

          現在、私が関わる株式会社MGTの制作チームでは、ビジネスメディアでの執筆や編集のご経験がある方を求めています。具体的には「日本経済新聞」「東洋経済」「ダイヤモンド」「プレジデント」「現代ビジネス」「NewsPicks」などの媒体で、経済や金融、企業の動向、国際情勢、ITといったテーマについて取材・執筆・編集などを行ったことがある方です。経験の長短・男女・年齢・居住地は問いませんし、現在はそうした活動をしていないが経験がある、という方でも結構です。また、企業・組織に属していらし

        • 固定された記事

        ContentsGenerationについて

          コンテンツ内製化 駆け込み寺(5)構成の組み立て方

          コンテンツマーケティング全盛の今、多くの企業が製品やサービス、またはブランドの魅力を自社で発信しています。でも、「どうやったらより魅力が伝わるのか分からない」「ライティングの経験があるスタッフがいない」など、悩みも多いようです。 この「コンテンツ内製化 駆け込み寺」シリーズでは、長くコンテンツマーケティング領域で、さまざまなビジネスメディアや企業の制作支援をしてきた私たちの経験から、より高い効果が期待できるコンテンツ制作のポイントを紹介していきます。 第5回目となる今回の

          コンテンツ内製化 駆け込み寺(5)構成の組み立て方

          ContentsGenerationの使い方

          企業のPR/IR発信に関わるみなさま、日々お仕事お疲れ様です。私たち株式会社MGT(東京都千代田区)は、日経や東洋経済、ダイヤモンド、ニューズピックスといったビジネスメディアでの制作経験をもとに、事業会社様のコンテンツマーケティング内製化支援を行う会社です。 自社開催のセミナー動画は宝の山!今すぐContentsGeneration そんな中、コロナをきっかけに始めたのがContentsGeneration(コンテンツジェネレーション)です。いっきに盛んになったオンライ

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          インボイス制度前夜ですが、、

          ずっともやもやしていたインボイス制度も運用間近ですが、ようやく対応を文字化できすっきりしました。顧問税理士さんにこんな対応でいくけどどうかといったら、褒められたので共有です。   ↓           ↓ インボイス制度について10月から施行となります。 当社の協力者の多くは免税事業者ですが、それぞれが得難い能力を持っており、今後も免税事業者のままだとしても、発注を控えたり発注先を変えるたりするわけにはいきませんし、発注額を10%下げるようお願いすることもできません。

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          秋に咲く花には意味があるのだ

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          「等身大の企業広報セミナー」を視聴しました!

          note主催のオンラインセミナーのタイトルにぴんと来るものがあり、視聴してみました。予想外に得るものの大きいセミナーでした。 タイトルは「投資家をファンに変える『IR』を考える 等身大の企業広報」でした。ファシリテーターの徳力さんも近しい感覚をお持ちでしたのでホッとしましたが、IRなどというものは「定められた堅苦しいフォームのつまらなく難しい投資家向けの企業情報」ぐらいにしか思っていなかった。 視聴の動機付けになったのは、その「つまらない投資家向け情報」であるIRが、「投

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          ダイバーシティがポーズではなく、本当に必要だと感じた時

          安倍晋三元首相が選挙応援中に奈良で凶弾に倒れた、との報がインターネットを駆け巡った時、私は東京・吉祥寺の成蹊大学にいました。 成蹊大学は、安倍氏の母校です。これから同大学の経営母体である成蹊学園の学園長であり、経営学者の江川雅子氏に取材するというので、正門前で他のスタッフと待ち合わせをしていたのです。伺う内容はまったく政治に関わるものではなく、インタビューに影響することも避けたかったので、お会いしている間はおくびにも安倍氏のことは出さず取材を終えました。もちろん江川氏もテー

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          コンテンツ内製化 駆け込み寺(4)記者ハンドブック編

          コンテンツマーケティング全盛の今、多くの企業では情報発信を内製化する動きが高まっています。 このシリーズでは、長くコンテンツマーケティング領域でさまざまなメディアや企業の制作支援をしてきた当社の経験から、より高い効果が期待できるコンテンツ制作のポイントをご紹介していきます。 メディア業界の表現のよりどころ「記者ハン」とは 今回のテーマは「記者ハンドブック」です。メディア業界の方々にとってはよく知られた商売道具であり、「記者ハン」の通称で呼ばれています。これが、企業のコン

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          コンテンツ内製化 駆け込み寺(3)文章スタイル:“一人称”編

          コンテンツマーケティング全盛の今、多くの企業では情報発信を内製化する動きが高まっています。 このシリーズでは、より高い効果が期待できるコンテンツ制作のポイントをご紹介していきます。 今回のテーマは「文章スタイル:“一人称”編」です。前回の“地の文”と読み比べていただくとメリデメがよく理解できます。よく特徴を理解して妥当なスタイルをチョイスしていただけたらと思います。 まず最初に、“一人称”スタイルがどういうものかについて説明しましょう。 “一人称”は、読んで字のごとく

          コンテンツ内製化 駆け込み寺(3)文章スタイル:“一人称”編

          コンテンツ内製化 駆け込み寺(2)文章スタイル:“地の文”編

          コンテンツマーケティング全盛の今、多くの企業ではコンテンツを内製化する動きが高まっています。 このnoteでは、コンテンツ制作のキホンをご紹介していきます。参考になれば幸いです。 今回のテーマは「文章スタイル:“地の文”編」です。文章をまとめるにはいくつかのスタイルがあります。それぞれメリデメがあり、伝えたい内容にマッチしたスタイルを選べば、より効果的な情報発信を行うことができます。主なスタイルは下記のとおりです。 ①地の文 ②一人称 ③一問一答 ④対談形式 そのうち

          コンテンツ内製化 駆け込み寺(2)文章スタイル:“地の文”編

          コンテンツ内製化 駆け込み寺(1)“ですます調” と“である調”

          コンテンツ制作にまつわるジレンマ コンテンツマーケティング全盛の今、多くの企業ではコンテンツを内製化する動きが高まっています。 自社でコンテンツを作成できれば、ブログやオウンドメディア、SNSなど、新規顧客獲得やリピーターとの接点創出・ロイヤリティ醸成などを適時適切に行うことができます。また一方で、ブランディングの面からしても有効で、質の高いインサイトを提供でき、企業価値や信頼性の維持・向上につながります。 でも「内部に自社事業のツボを正確に理解し、平易に文字化できるリ

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          顧客体験ということ

          この数年、「顧客体験」(CX)という言葉を取材の現場でもよく聞くようになりました。商品やサービスを提供する企業は、いかに数を売るかより、自社のメッセージを、顧客がどう感じているかにとても気を配っていると感じます。 顧客視点で考えれば、「顧客体験」が今のように意識されるようになったのは、生活者の消費行動がより成熟して「モノからコト」へシフト、情報収集から購買までの一連のジャーニーが重要視されるようになり、生活者自身が消費行動の意味や質にこだわるようになったことがあると理解して

          シグナル(第2話~第6話)

          「どこでなにやってんだ?あいつ」 そのときは、正直それくらいの感慨しかなく、カードをテレビの上にポイと置いてそのままにしてあった。数日経つとテレビの熱のせいか差し込む西日のせいか、奴のポストカードはスルメみたいにそっくり返って丸まってきたが、俺は相変わらず視野の端っこに捨て置いて気にかけなかった。 ところが……。

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