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口角を上げると「運」が呼びこめるのか?

口角(こうかく)を上げると運気が上がるのでしょうか?

本当に運気が上がるかどうかは別として、口角の上がった表情は好印象です。運気が上がって明らかに幸運が舞いこむというよりは、心の持ち方が明るくなり内面にパワーが生まれるだけかもしれません。

好ましいと感じる運、即ち、好運へと繋げるチカラが生まれるということなのでしょう。


効果的なアプローチはどんなコト?

口角の上がった表情は好印象。口角を上げると運気が上がる。

仮にそうだとしても、「口角を上げる」には何を意識すればよいのでしょうか?

個人的には、上げようと自覚するだけ、即ち、意志力だけでは厳しいと感じています。自覚するだけで変わるほど、簡単ではないと考えるからです。

口角を上げる目的で顔の筋肉をトレーニングする方法や、口角を上げる筋肉を鍛えるためのマウスピースもあるのだとか。

意志の力だけと比べれば、努力の方向性としては効果が期待できるかもしれません。筋肉や骨格の「仕組み」として、何らかのアプローチをすることが望ましいようです。


口角が上がらないのは生まれつきと諦めて

私は、口角を上げたいと熱望していたわけではありませんが、「口角が上がっているほうが顔の印象はよいよなぁ」「できれば口角をあげたいなぁ」という気持ちがありました。

口角が下がっていることを理由に、「怒ってるの?」と聞かれたり、体調不良と勘違いされたりした経験があるからです。

けれども、口角がキュッと上がった表情を手に入れることはできずにいました。生まれつきの顔として受け入れるしかないと諦めの気持ちだったからです。


口角を上げる好機到来?

ところが、「口角を上げる」好機は、思いがけない方向からやってきます。

春先から、断続的に歯の痛みに悩まされていました。

その痛みは、強くなったり弱くなったりを繰り返します。最近では、頬骨のあたり、こめかみ、耳下(みみした)というあたりまで痛みが広がりました。

かかりつけの歯科医に相談したところ、歯の食いしばりが原因だろうとのこと。医療用マウスピースを装着して寝ることにしました。

実は、以前、歯の摩耗の具合から、歯の食いしばり傾向があるといわれ、医療用マウスピースを作成していたのです。

ですが、生活が煩雑になったことを言いわけにして、この1年ほど、きちんと装着できていませんでした。


笑顔の印象が好転していく喜び

歯科医師からの指導をうけて、毎日キチンと医療用マウスピースを装着して練るようにしたところ、口角を上げやすいと感じるようになりました。

朝起きたときの「顔」は全く違います。

医療用マウスピースを装着せずに寝ると、朝から顔がパンパンに腫れてしまい、表情を作ることすら難しいほど。それに対して、医療用マウスピースを装着して寝ると、翌朝にも顔の腫れはなく、口角も上がりやすく表情がスッキリとしています。

日中、黙っていても口角が上がるということではないのですが、笑顔の印象は明らかに変化したと感じています。


今の流れを好運と受け止めて進む

当初、医療用マウスピースを装着して寝ていた頃には、感じなかった変化です。以前は、食いしばりの程度が軽かったのかもしれません。

歯の食いしばりは、心の中の問題が表面化していることが背景にある可能性が大きいとのこと。歯の食いしばり悪化は、決して喜ばしい状況ではありません。

ですが、見方を変えると、これは不運の姿をした好運でもありました。

ひょっとしたら、これを機に、口角を上げやすい顔の筋肉になり、好運を呼び込みやすい「体質」になっていくかもしれません。

実際、毎朝鏡を見たとき、気持ちが明るくなり、心の変化を感じています。

このまま明るい気持ちで朝を迎え続けること。

そうすれば、好運を呼びこめないハズはないと思っています。