聞くも因縁、聞かぬも因縁。
「見るも因縁、聞くも因縁。」という言葉は調べれば意味が出てくる。見たり聞いたりすることと同じモノを自分も持っていることを示唆しているということ。
例えば「人の気分を害して平気な人がいる」という状況をよく見聞きする人は、その人自身も「内面に同じような要素を持っている」ということだ。
それに対して、父の口癖は、「聞くも因縁、聞かぬも因縁。」だった。
自分の内面にない「要素」は聞くこと(=知ること)ができないという意味で使っていたのだと思う。
人は自分自身の都合がよいように