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上級エリアコーディネーター 三枝昌弘先生

チャレンジフィールド北海道にたずさわるメンバーの自己紹介を連載するコーナー。
第10回目は上級エリアコーディネーターの、北見工業大学 社会連携推進センターの三枝先生です。

上級エリアコーディネーターとは?

「チャレンジフィールド北海道」は経済産業省の産学融合拠点創出事業の採択を受け実施しています。その事業の実施スキームとしては、総括エリアコーディネーターがイニシアティブをとり、参画機関に所属する高度な専門性をもった上級エリアコーディネーターと連携して事業を進めています。
チャレンジフィールド北海道では現在15名の上級エリアコーディネーターの方にご活動いただいています。(2021年11月現在)

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(経済産業省HPより)

自己紹介

■名前
三枝 昌弘(さえぐさ あつひろ)

■生年・出身地
1973年 北海道長万部町

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■経歴と、チャレンジフィールド北海道への今の思い
私は北海道長万部町の出身です。長万部町といえば、「かにめし」、「あめせん」、「まんべくん」「オシャ、マンベ(由利徹先生)」と、少しは有名なモノ・コトがありますが、私が思う長万部町は、やはり鉄道の町(だった)ということです。倶知安、小樽、を経由する「函館本線」と、室蘭、苫小牧を経由する「室蘭本線」が交差する地点です。しかし、国鉄分割民営化という行政改革があり、当時は何のことはまったくわかりませんでしたが、国鉄官舎に住んでいたたくさんの野球仲間が転校し、長万部~瀬棚を結んでいた瀬棚線が廃止となりました。私は「鉄ちゃん」ではありませんが、この事実に衝撃を受けたこと、今でも覚えております。
そんな長万部町を15歳で離れ、高校(高専)は函館、大学は北見で過ごしました。「早く仕事がしたい」という思いだけで函館高専に入学したにもかかわらず、私が就職活動を行う前年がバブル崩壊の年。その影響で就職に強い高専の求人が前年の半分になり、私が就職を希望していた業種も激減。そのときの担任の先生から「三枝、大学編入学してみないか」。この一言で大きく変わりました。


その後大学進学、就職、結婚、働きながら大学院、そして転職。ここオホーツクでは地元の一次産業の現場に密着したソフトウェア会社であったり、お客様であった一次産業の現場団体であったり。そうかと思えば品川に自社ビルを構えるようなソフトウェア会社であったり。そして今また、ここオホーツクの北見工業大学で働いています。

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ただ、一つ言えるのは、転職により常にゼロスタートを繰り返しましたが、大切な人脈は失っていなかったという点ではゼロスタートではなかったということ。そしてこのチャレンジフィールド北海道に参加して、皆さん自分の仕事にこだわりを持つ能力高めの人、いわば産学連携の重鎮と呼ぶにふさわしい方々と出会うことができ、また新しい大切な人脈ができたこと。何よりの財産ですし、私は、このネットワークを最大限活用し、北見工業大学が地域企業と教員を結ぶハブ機能としてより良い大学になるよう、そしてこの北海道がますます元気になるような活動に取り組んで参ります。

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(2000年、ユニバーサルスタジオジャパンにて)

■趣味:(しいて言うならば)ゲーセン
■性格:基本おおざっぱですが、何かの拍子に、どうでもいいことでも極端に細かくなる。
■座右の銘:基本と正道、損得より善悪(H色の濃いチャレンジフィールド北海道メンバーならわかるはず)
■好きな本
「すこしずるいパズル」たつなみ(最近ハマっています)
「妻のトリセツ」黒川伊保子(どなたかと被ってしましました) 
「魔球」東野圭吾(東野シリーズの王道ではありませんが、私好みの内容です)
「しんじてる」たつろう(子供のようですが、大切な本です)

■私の考える「豊かさを実感できる社会」とは
この年で単身生活のため、時間的余裕(豊かさ)はありますが、趣味と呼べるものがまったくないので、自宅に帰って家族と過ごす時間(特に食事の時間)に豊かさを実感できます。こういう食べるということに困らない世界、持続が必要かなと思います。
一方で経済的豊かさも忘れてはいけないと思います。経済的豊かさがあるから心が豊かになる、腹いっぱいご飯が食べられる。。。結局私は、食べることで豊かさを感じられるようです。

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(2015年、確か支笏湖にて)

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三枝先生は、書いておられるとおり様々な企業や団体で経験を積まれてこられましたが産学連携分野は初めてだったのだそうです。そのため、大学の研究についてかなり時間を割いて勉強されているというお話を伺いました。新しい分野に飛び込むごとにパワーアップされていく三枝先生から学ばせていただきながら、ご一緒させていただきたいと思います。
長万部名物「あめせん」、以前トライしてみましたが、けっこう衝撃的なおやつでした!奥歯の治療がコンプリートしたらまたチャレンジしてみたいと思います。(和田)

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