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総括エリアコーディネーター・山田真治さん

チャレンジフィールド北海道にたずさわるメンバーの自己紹介を連載するコーナーです。
記念すべき第1号は、チャレンジフィールド北海道の「総括エリアコーディネーター」を担っていただいている山田さんです!

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■名前
山田 真治 Shinji YAMADA

■生年・出身地
1961年・愛媛県伊予郡砥部町出身(砥部焼とみかんのまち)

■経歴と、チャレンジフィールド北海道への今の思い
大学の専門は材料科学で1986年に修了しました。そこから日立製作所に入社するまでの12年間、無駄ともかけがえのない経験とも言える大いなる模索の期間を過ごしました。その後1998年に日立に入社、研究所で材料やエレクトロニクスを中心とした新技術や新製品の開発およびマネジメントに従事してきました。2015年から4年間は基礎研究センタで「探索型基礎研究」を日々探索し、2019年から研究開発全体に関わる技師長として現在に至っています。

高校生の頃から何かしら社会に繋がる仕事に関わりたいと思っていました。幼い頃から少しやんちゃで色々な方々にご心配やご迷惑をおかけしたからかもしれません。最初の就職先であるクラレや現職である日立に入社したのも創業者の一途な社会貢献活動に惹かれたことが動機でした。

とは言え、企業研究所の現実は少し違ったところにあり、それを致し方なしとする自分もいました。大きな転機は上記、基礎研究センタを任された時でした。千載一遇のチャンスと「社会課題解決」「オープンイノベーション」の旗を掲げ、日立北大ラボを始めとする国内4カ所の共同研究拠点開設、全国約10の自治体との社会課題解決への取り組み、また海外においても、マレーシアでの研究センタ開設、ケニアでの共同プロジェクト立ち上げなどを一気呵成に進めました。ありがたいことに、現在でも活動はすべて継続してくれています。

このような長年持ち続けている思いで「チャレンジフィールド北海道」に関わり、人づくり、産業づくり、地域づくりに貢献してゆきたいと思います。

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■趣味:ガーデニング・家庭菜園
■性格:マイペース(おっとりでありせっかちであり)
■座右の銘:自分らしく
■好きな本
・クレイトン・クリステンセン「イノベーション・オブ・ライフ」
・安宅和人「シン・ニホン」
・服部正也「ルワンダ中央銀行総裁日記」
・山際素男「破天」
■その他なんでも:女の子の孫が4人います。

■私の考える「豊かさを実感できる社会」とは
「豊かさ」には物質的な側面である利便性と精神的な側面である生き甲斐があると思います。利便性を実感するには時に不便を経験することが前提となりますし、生き甲斐を実感するにはすべての人が社会への帰属(つながり)と有力感を感じられる機会が必要です。
綺麗な表現はできませんが、「豊かさを実感できる社会」とは「人が能動的に関われる余地を残した、ちょっとだけ不完全な(不便な)社会」じゃないでしょうか。

■ひと言
札幌に移ってきてまだ週末の充実した過ごし方を見つけられていません。
これはというものがありましたら是非お声がけ下さい。


‥‥
山田総括は、物腰はとても穏やかながら、常にチャレンジフィールド北海道を俯瞰し社会全体と未来へのまなざしをお持ちの方です。その幅広い知識・経験・人脈に日々驚かされ、勉強させていただいています。

私の週末の過ごし方のおすすめは、「山登り」。札幌市内には地下鉄やバスでアクセスできる山がたくさんあります。自然との距離が近いことが札幌の魅力のひとつだと感じています。でもマンネリ気味なのも事実…私も週末の充実の過ごし方、知りたいです!(和田)

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