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梨の薬膳ジェラート

えー!まだまだ秋は遠いよー‼︎
と思ってしまいますが、暦の上では、8月8〜22日は立秋😃23日からは、処暑(朝晩は徐々に冷たい空気になる)です。
夏から秋へと移り変わって行き、シフトチェンジが重要な季節です。

ー秋は、肺の養生。乾燥がキーワードー

*夏にマックスになった陽の気から
 段々と陰の気が増えだし、気温は、
 徐々に下がり空気も段々と乾燥する

*夏に成長した物を収穫する実りの
 時期、体内も収蔵したものを溜め込み
 やすいので、水分の調節に気を付ける

*カラダも肺、皮膚の乾燥から引き起
 こす咳、ノドの痛み、風邪、便秘等
 に注意する。

肺は、乾燥に弱く潤す事が大切ですので、秋の美味しい実りの食材を食べ、気血が滞らないように潤し、冬の寒さに備えましょう。

【秋に良い食べ物】

豆腐 黒胡麻 白胡麻 山芋 
エリンギ くわい ほうれん草 蕪 黒白キクラゲ 燕の巣 氷砂糖 蜂蜜 サトウキビ ごま油 銀杏 松の実 落花生 クレソン 百合根 マルベリー びわ 杏 イチジク 梨 カボス 
林檎 オレンジ 柿 バナナ パパイヤ いか クラゲ 鰤 蟹 牡蠣 貝柱 蛤 鮑 ナマコ 鴨肉 豚肉卵 牛乳 チーズ ヨーグルト 

これ以外にも秋の味覚の松茸 栗 秋刀魚
桃 等ありますので旬の食欲を満たしてくれる物と組み合わせてもいいですね。

今回は、まだまだ暑いので梨のジェラートをご紹介します。
本来は、梨は身体を冷やして熱を取る作用があるので、温かいまま雪梨茶として飲む薬膳スィーツです。ジェラートにしたので温性の食べ物と組み合わせてカラダを冷やしすぎないようにしてみました。
まだまだ残暑の疲れたカラダに水分たっぷりの甘ーい梨がヒンヤリして癒してくれます✨

梨と白キクラゲのジェラート

◆材料
 梨 一個
  白キクラゲ 10g (水に浸して戻す)
  麦門冬  3g
 (水に浸しておく1H〜一晩)
  金木犀(桂花)茶 5g
  氷砂糖 50g
  水 400cc

立秋と共に収穫される梨

◆作り方
 1.氷砂糖以外の材料を賽の目ぐらいの
  大きさにカットして煮込みます。

茶色になったら柔らかくなったサイン

2.梨が柔らかくなったら氷砂糖を加えま
 す。砂糖が溶けるまで煮込み、火を止
 めて冷まします。
3.冷めたら保存用パックに入れ冷凍

平パットに置いて冷凍

4.冷凍したパックを盛り付ける分を割っ
 て取り出し、グラスに盛り付けます。
 今回は甘酒を交互に入れて、最後にミ
 ントを飾って完成。

溶け出した時が食べ頃

梨は、肺を潤してくれて乾燥による咳、肌荒れによく白キクラゲもプルプルコラーゲンでお肌にとっても良い食材です。甘酒と桂花は、冷えや食欲不振、疲れにとってもいいです。特に甘酒は、飲む点滴と言われるくらい栄養価が高いのでバテない体力作りの為にも是非、毎日摂取していただきたいです。

夏の終わりは、今まで活動していた陽の気が減り始めるので疲れがドッと出始めます。体調崩さないように気をつけて、ご自愛下さいませ。
又、ゆるりと綴ってまいります。

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