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平行世界ならもう何十回も移動しています

実は私、平行世界を移動しています。
と言ったところで、普通は信じてもらえませんよね。ですが、本当のことであって、実体験を某巨大掲示板に投稿したこともあります。
そのスレはまとめサイトにいくらでも載っていますし、まだスレも見られると思うので、気になる方は「自分は平行世界を移動しているかもしれない」で検索してください。

今回は平行世界を移動している私の記憶についてお話します。
まず、移動する際には兆候があります。それは突然無音になる、というものなのですが、最近になって無音になる前に雑音がひどくなることに気が付きました。
ざわざわとしたノイズのような音の後で、すっと無音になるんです。イメージとしては、トンネルを抜けてぱっと視界が開けるような感じでしょうか。
そこで私は移動したな、と感じ取ることができるのです。

そうした移動をこれまでに何十回も繰り返してきているのですが、記憶がとても不思議なことになっているんですよね。
前の世界での記憶と、今の世界での記憶が同時に存在することがあるんです。
例えば、住んでいるマンションのエレベーターが、ある日突然オレンジ色から緑色へ変わりました。ですが、それは前から緑色だったという記憶もあるんです。
でも、自分としてはずっとオレンジ色だったと記憶しているので、記憶が二つ存在することになるんですね。

また、前の世界での記憶というものは、だんだんと嘘だったのではないかと思うようになります。
今いる世界こそが真実なのだと、強制されているような感じです。
なので、自分の意思に関わらず、移動した先の世界に沿うよう、勝手に記憶が変えられていくみたいなんです。
はっきり言いますが、とてもめんどくさいです。
前の世界では知っていた人も、移動した先の世界では知り合いですらなかったりします。混乱します。

しかし、結局これは私の内側にある意識(認識)の話です。
変化していることに気づいても、それを証明することができなければ、理解してくれる人がいなければ、結局それはただの記憶違いということになります。
なので、特に信じてもらわなくていいと思っています。真偽はどうあれ、おもしろいと思ってもらえたら、それだけで十分です。



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