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超絶globeオタクだったオレがついにglobe要素満載の曲【Bminor】を作った話 「BEHAVIOR」

globeとは青春である。
globeとはオレを音楽の世界に引きずり込んだ張本人である。
globeとは学生時代の全てである。
globeとは寝る前にカセットウォークマンで聴くものである。
globeとはレンタルCDビデオ屋である。
globeとは日曜夜のラジオである。
globeとは…未だ終わらない物語である。


そんなわけでglobe

以前「全正面美中年」でTK氏への思いをいろいろ語ったと思うが、今回はその超超超ど真ん中へついに切り込んだ形になる。
絶対に避けては通れない一曲である。
それゆえかなり完成までの道のりが遠く感じた。
globeとは何だったのか、一体どんな音をオレたちに残してくれたのか…
という問いが常に付きまとった。
オレは特にアルバム「globe」「FACES PLACES」が好きな類の男である。
初期globeが大好きなのだ。
トランスglobeも高校生の頃よく聴いていたが、大人になってまた聴きたくなのるのはこの2枚のアルバムである。

小学生〜大学生頃まで、ずっとglobeの新曲、新アルバムを楽しみにしていた。
今振り返って思うのは、とにかく常に新しい音楽に挑戦していたということである。
TK氏の止まらない音楽への挑戦。
これに尽きると今では断言できる。
だから毎度毎度新曲を耳にする度に新しい刺激を与えられたのだと思う。

終末はTK氏が同グループのKEIKO氏とプライベートでもパートナーになってしまったことだとオレは分析している。
当時まだ音楽のライブすら行ったことのないキッズだったオレは、とうとう本物のglobeを目にすることのないまま大人になった。
ライブビデオなら全部持っているが。

楽曲構成について

そんなglobe愛をどう曲に反映させるかということで数ヶ月間ずっと頭にあったが、やはりオレの好きな初期globe感満載の曲にしようということで加悦脳内会議は幕を閉じた。
まずメインとなるメロディはBmで構成、AメロBメロサビという基本的なものにした。
globeの曲はMarc氏がラップをするという特性から、非常にバリエーションの多い展開が特徴である。
Bメロがない曲、サビしかない曲、Aメロ→サビ→Marc→Bメロという展開の曲など、かなり柔軟な曲を発表してきた。この辺もファンを飽きさせない手腕かと思う。

曲を作るに当たって調査をしてみた

ABサビとした時、どこにラップを入れるのかという悩みが当然出てくるのである。
「DEPARTURES」(Bメロなし)では1、2番(2番はアルバムのみ)のケツにマークが入ってくるし、「Can't stop〜」では間奏でほにゃほにゃ言って、ラスサビ前にガッツリマークが入ってくる構成である。

最終的に、イントロ→ウーララー→AメロBメロサビ→マーク→AメロBメロサビ→マーク→間奏→ラスサビ→転調ラスサビ(マークと混合)というglobe要素てんこ盛りの構成となった。

globe要素とは

それでは特別にご紹介しよう。
一体「BEHAVIOR」のどこがglobe感満載なのか…
まず冒頭のアルペジオがもう「Feel Like Dance」。
もう前回の曲もアルペジオしまくりで恐縮なんだけどこればっかりは仕方ない。
そしてボーカルの「Wow Wow」が明らかに「FREEDOM」。っていうかBマイナーが既にFREEDOM。
そう、最初はFREEDOMぽさを求めて作曲していたのである。
そしてAメロのベース進行、これはゴリゴリ「Get Wild」じゃないか。
↑おいglobeじゃないぞ…
Bメロは若干朋ちゃんぽい気もする。
もはやglobeどころかTK要素満載の曲な気がしてきた。
ラップ部分は…完全に元の道筋から独立した流れということでは「SWEET PAIN」とかに似てるのかもしれない。
なんか普通に間奏にラップ乗せるのはなんかつまらんと思って。
どうせなら挑戦したいじゃん。
ラップの歌詞は「FREEDOM」を参考に作りました。
そして初期globeのシングルの特徴としてラスサビ転調は外せないのである。
あ、そういやサビのコードはもろ「Can't stop〜」のそれである。
これは本能レベルでわかると思うので敢えて言わんでも分かりますよね。
んでラスサビでボーカルとマークが掛け合いをするのは「Feel Like Dance」「Can't stop〜」での流れ。
フェードアウトはちょいちょいありますよね、globeの曲では。

とまあこんな辺りにglobe要素を散りばめた気がするんだけど、自覚ないだけでもっとやってるかもしんない。
同世代のリスナーの皆様、もし見つけられたら教えてください✋

歌詞について

えらい長くてすいません💦 やっぱラップあるとどら長い。
先月の今頃、とにかく気だるく(常にだが)、やる気はあるのに全てが虚しいというか。
そんな日が続いており。
ここでは多くは語らんけど、基本的にいろんなことに興味があるくせに虚無的なところがあるわたくしなのですが。
なんか世の中を十分に楽しめてない主人公をテーマにしようと思って。
今多いんじゃないですか。
日々の生活はある程度満たされているのに、なんとなく虚しいという人。
まさにそんな人を思い浮かべましたね。
だけども現実世界でなんとかしぶとく生きてやりたいという願望はある。
そんな揺らぎというか矛盾をサビで書いてみたわ。
半年やってきて少しは詩人らしくなってきたのだろうか。

そして問題のマークパート!!
すげえ後回しにして、休日の午後に一気に書き上げたわ!
まず、一歩目が全然出てこんかった。
だってオレラップ書いたことねえし。
しかもMarcさんのラップて英語と日本語が絶妙なバランスで混じってくるからまじで思考が全然わからんかった最初は。
あと立場ね。
基本的にはシングル曲とかだとMarcさんは解説者というか傍観者というか、そんな目線でラップをしていることが多いですよね。
「FREEDOM」だとおもっきり主人公になるけど。
「BEHAVIOR」は完全に前者でいきました。
歌詞であんなけボーカルが気持ち歌ってるのでね。
最初はワンフレーズも思いつかんかったのに、気付けば筆が進む進む。
一気に32小節書き上げましたわ。
こればっかりは、脳内に刷り込まれたMarc感覚というものがあったとしか言いようのない出来具合でしたね…
まじで少年時代に何百時間聴いたんだよってレベルなので。

すげえカラオケ行きたくなってきた。
今最強に「a picture on my mind」が歌いたい。
どっかで突然インスタに上がるかもしれない。

そんなわけで、オレの押し付けがましいglobe愛、存分に味わってみてください!!!!


7/24、15時辺りにYoutubeで公開したいと思います。

大事なこと

あ!!!!
忘れていた!

同時公開で、TKならぬMKコーラスバージョンを公開します!
なんでコーラスだけなんだよと思わるるかもしれぬが、globeで大事なのはもはやコーラスと言っても過言ではないしょ。
コーラスに並々ならぬこだわりをもつTK氏にならって、敢えてコーラスだけ残して公開しますわ。
しっかり3パートで歌ってます。
あの90年代の熱い息吹を、感じていただけたら幸いです。

追記

あとやっぱボーカル加工がひどすぎるなw
最後コロ助出てくるし😂

あと今回のMVは映像なし!
こんなクソ暑い中街中でカメラなんか回してられっか!!

映像なしでCDやカセットを聴きまくっていた時代が懐かしくなったのよ。
そんなオレの気持ち、共感しておくれよ…


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