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春の焦燥 F#minor 2/24


イメージミュージシャンについて

eillさんの「MAKUAKE」てアルバムが好きで。
コンパクトな世界の中に、いろんな色がつまったアルバムなんですよね。
そして2018年の彼女の若さが存分に出ててすごい楽しいんですよね。
「メタモルフォーゼパラマジーノ」最強に好き。

そん中の「FUTURE WAVE」て曲がエネルギッシュでどら好きで。
ライブ行ったことあるんだけど歌だけでなく鍵盤やギターなんか弾いちゃったりして、すごい才能の子なんだなーと感心しまくった思い出があるわ。

F#mの曲としてeillさんをイメージして曲作ろうと思った。
F#mて力強い女性のイメージがすっげ強くて。
高校生とき聴きまくった歌いまくったMINMIさんの「T.T.T.」然り

「Everything Needs Love feat.BoA」然り。

今聴いてもどっちも超かっけえ。
オレの中ではF#mは決断的な女性のパワーを感じるキーなわけで。

楽曲について

タイトルは「春の焦燥」といたしました。

春って独特の雰囲気があるじゃないですか。
特に4月初旬、花冷えがまだ残る頃。
桜が咲いて一瞬で葉桜に変わってしまいそうな危うい瞬間。

なんで桜ってあんな速攻見頃終わっちゃうんですかね。
ちょっと商売的に短すぎる気がする。
もうちょい品種改良して2週間ぐらい満開の状態が続けばいいのに。
「情緒がない!」とか言われて怒られるかもしれんけど。
だって忙しいじゃん、令和の人間。てか日本の人間。
誰にでも1日ゆっくり桜なり梅なりツツジなり桃なりを愛でる時間を作ってほしい。

で、そんな花の時期の焦燥感をイメージして歌詞を書いたのだけど。
なんか歌詞読んどるとどんどん自信なくなってきますよね😂
「チャンスあってもお前どうせなんもできねんだろ? だったら黙って家でチューペットでもしゃぶっとれや!!」とでも言わんばかりの圧力をかけてくる歌詞!
対象は中学生〜高校生ぐらいをイメージして書いたんですけど、若い人には「なにくそ」根性で奮い立ってほしいという願いもある。
自分もかつては、音楽や歌の勉強に励んでいた時期だったので(それも楽譜も読めんところから)、若さはなんでもできるということを40手前で実感しているわけだ!!

2番で「まぐれが起きても誰もどいてくれない」とした。
これは当然の事実なので自分でもかなり納得しておる。
例えまぐれで結果が出たり話題になったりしても、既に力をつけている人がそれによって退くわけがなく…ようやくその人らと対等?ないし視野に入ることができた…その程度のものなのである。
さらには「このぽっと出が…」と出る杭を打たれる可能性だって大いにあるのだ。若者にはそこをさらに踏ん張って耐えてほしいものである。

あと曲の構造・展開は「FUTURE WAVE」丸パクリした。
コードは全然変えてあるけど。
で、メロディー作ってる時に、音が「ファ#・ラ・シ・ド#・ミ」しかなくね?ってなって。
オリジナルもそうなんだけど、Cメロにちゃんと他の音があるんだよ…
さすがだねと思いました。
もちCメロでパクりましたとさ。

しかし「勝つ」ってなんなんでしょうね。
自分の人生に勝つんでしょうか、ライバルに勝つんでしょうか。世の中に勝つんでしょうか。
人は常に何かと闘っているものなんすよ。

使用機材紹介〜

今回は主に音の出る機材…いわゆる楽器を紹介して終わりたいと思いやす。

①Roland TR-8

リズムトラックTR-8のみ。
自分は過去、本体のシーケンサーを使わずにArturiam「Beatstep pro」とか「Keystep pro」とか外部シーケンサーを使ってたんですが、今回はもろにDAWのシーケンサーで録音しました。
DAWの方がより細かくリズム打てるし。なんなら全部電子ピアノ弾いて打ち込んだわ!
曲の間奏で音多くなると思うんだけど、まさにTR-8のノリを押し出せたのではないかな、と…しかしクラップの音てほんとTRて感じの音するよね。

②MOOG Subsquent37

でかいでしょ。場所取るんだよこれ。
その分存在感あるよ〜 今回はベースで使いました。
これもDAWにMIDI録音してからの書き出しですね。全部のシンセそれですけど。
シンセなんかどれも同じだろ!?と思う方、いらっしゃいますよね。
こちらは…いわゆる昔ながらの単音ブリブリ系のアナログシンセなんすわ。
(デュオモードもあることを一応付け加えておく)
なので強力なシンセベースを活躍させることができるんですよね。
単音弾きが得意だったらもっとブリブリ弾いてあげられるのに。

③KORG monologue

これかわいくないすか? 当時は4種類色があって。迷った末結局紺を選んだんですけど。これもmonoっていうぐらいだから単音系のシンセで。
曲ではサビとかに右側でチロチロなってるやつ。あれは、このシンセの音にプラグインでギターのエフェクターをかけてる。

KORG minologue XD

さっきのとなにがちゃうんだ!!ってなるけど…
「どうやって勝つんだ?」のとこのバーンて出てくるキラキラしたシンセの音がこれです。
ポリフォニックシンセなので、多重に音を出せる。
きれいな音が出るんだこれが…プリセット聴いとるだけでも幸せな気持ちになるシンセだよこれは。
これからの私の曲でもしょっちゅう出てくると思う。
途中でウニョウニョするのはプラグインでフィルターをかけたから。

終わりに

しかし歌下手だなぁおい!!!!
ほんとすんません…

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