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朝、目覚めたら、そこにセレッソライフが。

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<新板に移行予定です> 「大阪の街の誇り、みんなの人気者!」ぼくの愛するJリーグクラブと、ともに過ごした三〇年。それは何気ない朝の目覚めからはじまった。ジェットコースターと呼ば… もっと読む
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2023年11月の記事一覧

第二八節 東日本大震災

二〇一一年二月二六日土曜日五時一〇分。  二〇年経たずしてアジアとの戦いに挑めるとぼくは…

cerebaka
6か月前
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第二七節 おじさん、引退を考える

 ぼくはずっとナラティブ・アプローチで人生を歩いてきた気がする。何章もの言葉たちがつらな…

cerebaka
6か月前
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第二六節 POWER AND THE GLORY今昔物語

 例のクラブスタッフから『ミーティングをしたい』との電話連絡が入ったのは今からちょうど二…

cerebaka
6か月前
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第二五節 年越し蕎麦

『大晦日の昼に美味い蕎麦でも食いに行こう』という文字が手のひらで白く光っている。左手でギ…

cerebaka
6か月前
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第二四節 もうひとつの大阪ダービー(後編)

 むかしむかし、あるところに青と黒の姿をした鬼がいました。この鬼。自分は弱いくせに自分よ…

cerebaka
7か月前
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第二三節 もうひとつの大阪ダービー(前編)

 スルガ銀行チャンピオンシップが開催される運びとなった。Jリーグカップ王者と南米のコパ・…

cerebaka
7か月前
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第二二節 ユズリハ

 様々な思いが交錯しながらも、それでも最終的にぼくは東京に住処を変える決意をした。花の都に憧れを抱いてなかったかというと嘘になる。人との出会いの数や経済規模なんかで考えてみても、間違いなく日本第二の都市 ― と自負している ― 大阪との比ではない。  大阪市の西のほう。大正区で生を受けて四〇年近くをともに過ごしたこの街はいつまでもぼくのホームである。アミーゴ、そして多くのセレッソ大阪サポーターとときを同じくする機会が極端に少なくなるだろう。それがとてつもなく寂しかった。  ま

第四章 第二一節 ウロボロスの輪

 ヤンマーディーゼルサッカー部からセレッソ大阪と名称が変わり、Jリーグを目指してからはや…

cerebaka
7か月前
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第二〇節 日韓ワールドカップなのに

 まあ、ひとことで表すなら悲願だ。  一八七二年(一八七三年とも言えるらしい)に初めてサ…

cerebaka
7か月前
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