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コーチェラに初の完全ノンアルバーが出店

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2023年4月24日配信 Vol.112より

Briefing

今年もアメリカ最大級の野外フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival」が開催され、日本でも話題を集めている。そのなかでも現地で注目されているのは、Coachellaでは初の完全ノンアルバー「The New Bar」だ。

The New Barは、28歳のBrianda Gonzalezが病気でお酒を飲めなくなった父のために、おいしいノンアルコールドリンクをセレクトしはじめたことからはじまったセレクトショップだ。2022年にはロサンゼルスのベニス地区に店舗もオープンした。Coachellaへの出店は立ち上げ当初からの夢だったという。

Coachellaの飲食ディレクターであるLizzy Curnenは、ノンアルコールドリンクへの需要を感じ、味への信頼からThe New Barへオファーしたという。
もちろん会場でノンアルコールドリンクを提供しているのはThe New Barだけではない。Heineken Houseではノンアルコールビールも提供されている。Gonzalezも「ノンアルコールの選択肢はほとんどがノンアルビールばかりだが、実際のバーのようにいろんなメニューを楽しめるのがThe New Barの強みだ」と話している。

ノンアルコールのテキーラやジンも扱っているので、さまざまなカクテルを楽しめる。フェス参加者のなかにはノンアルコールに対して懐疑的な人もいるが、飲みすぎた際の休憩としてノンアルコールドリンクを注文する人もいる。昨今、ノンアルコール・低アルコールはひとつのトレンドとなりつつあるが、CoachellaでのThe New Barの人気は、このブームを新たな次元へと引き上げそうだ。

Coachella 2023: The New Bar offers a cocktail experience without the hangover

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